動画や音楽の視聴、ゲーミングといった用途やコスト、筐体サイズを重視するなど、自分好みの組み立てられるPC自作。ただ、その自由度の高さに比例して、パーツ選定にはある程度の知識や時間が必要になる。
そんなパーツ選定に悩まずに済むよう、秋葉原の主要パーツショップ店員に聞いたオススメパーツ構成を紹介。コスト重視の激安から、最新ゲームをヌルヌル表示でプレイできるゲーミング構成まで、さまざまなPC構成を毎月お届けしよう。
秋葉原や通販で、“○○○を快適に楽しめるPC自作パーツをサクッと買いたい!!”、“どんな構成が良いのか見当がつかない”といった人は注目してもらいたい。
話題のPCゲームを快適にプレイ
いま最も注目を集めているオープンワールドRPGの「Fallout4」や「スター・ウォーズ」ファンの見どころいっぱいのオンラインFPSゲーム「Star Wars バトルフロント」、初の大型イベントとなる「Project R: KAMIKAZE」や、アニメ「蒼き鋼のアルペジオ」とのコラボが始まっているオンライン海戦アクションゲームの「World of Warships」など、注目のタイトルが今年もいっぱいだ。そんな話題のゲームたちを快適に遊べるゲーミングPC構成を紹介していこう。
これまでも、「ファイナルファンタジーXIV」PCや、コンパクトなゲーミング構成を紹介してきた本コーナー。今回は、新たにパソコンショップ アークに加わった女性スタッフの野澤さんに構成をお願いし、女性ゲーマーや自作PC初心者にオススメのPCパーツをチョイスしてもらった。
野澤さんは、5年くらい前に、パズルアクションゲームとして人気を博した「Portal」を遊びたくてPCを初自作。その後も「BioShock」や「Alliance of Valiant Arms」などをプレイ。
今はおもに「League of Legends」をメインに遊んでおり、ライブストリーミングサイトの「CaveTube」(配信者名:beeb184)での配信も行なっているガチのPCゲーマーだったりする。
女性はやっぱりPCケースが大事!
BUY MORE秋葉原本店 コンパクトゲーミングマシン構成 |
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CPU | Intel「Core i5-6400」 (4コア/4スレッド、定格2.7GHz、最大3.3GHz) |
2万4480円 |
マザーボード | ASRock「H170M-ITX/ac」 (LGA1151、H170、Mini-ITX) |
1万4800円 |
メモリー | SanMax「SMD4-U16G28H-21P-D」 (PC17066 DDR4、8GB×2枚) |
1万3480円 |
SSD | SanDisk「SDSSDHII-240G-J25C」 (256GB、SATA3) |
1万480円 |
ビデオカード | MSI「GTX 960 GAMING 2G」 (GeForce GTX 960、GDDR5 2GB) |
3万1980円 |
電源ユニット | Corsair「CX600M(CP-9020060-JP)」 (80PLUS BRONZE、600W) |
9280円 |
PCケース | BitFenix「PRODIGY Vivid Green(BFC-PRO-300-GGWKG-RP)」 (Mini-ITX) |
1万4230円 |
総額 | 11万8730円 |
※価格は12月18日調べ。店頭価格ならびに在庫を保証するものではありません。
ゲーミングPCで大事なCPUとビデオカードには、コストパフォーマンスがいい4コア/4スレッドの「Core i5-6400」と、ミドルレンジGPUの「GeForce GTX 960」を搭載したMSI「GTX 960 GAMING 2G」をチョイス。
ゲームのローディング時間短縮に効果絶大なSSDには、手ごろな価格でパフォーマンスも十分なSanDisk「Ultra Ⅱ SSD」シリーズの容量240GB(SDSSDHII-240G-J25C)を、PCの安定動作に大事なメモリーはサーバー用途にも定評のあるSanMax製メモリーと、定番&鉄板のパーツを厳選。OS抜きで約12万円の構成となっている。
野澤さんによると「自作PCは、BTO PCなどと違ってPCケースを変えられるので、女性がこだわりたいデザインを重視しました」とのこと。
「まずPCケースを考えて、明るいグリーンのボディーがかわいく、省スペースで拡張性も高いBitFenixの『PRODIGY Vivid Green(BFC-PRO-300-GGWGG-RP)』を選びました」
「そのほかは、ゲームの録画配信などもできるCore i5や、最高描画にこだわらなければ、『Fallout4』などの重たいゲームも遊べる性能のGeForce GTX 960など、いま自分が欲しいな~と思うパーツで構成しました」
「光学ドライブは悩みましたが、ブラックベゼルだと、なんとなくグリーンカラーのPCケースがもったいなかったので非搭載にしました」
「ゲームはダウンロードできますし、OSはUSB接続の光学ドライブや、インストールメディアがUSBメモリーのパッケージ版『Windows 10』を選んでください」
「あとは、SSD容量が240GBなので、いろいろなゲームをインストールするとすぐいっぱいになってしまうので、予算に応じて512GBクラスにしたり、1TBクラスのHDDを追加したりしてもらえればと思います」と語ってくれた。
(→次ページヘ続く 「野澤さんがチョイスした注目のパーツ」)
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