凸版印刷は9月15日、アイコンや英数字などのデザイン表示に適したセグメント型電子ペーパーモジュールを発表。9月中旬から本格的なサンプル出荷を開始する。
英数字やアイコンなどを電極の形にして表示するセグメント型ディスプレー。電子書籍などで用いられているE-Ink(マイクロカプセル型電気泳動)方式なので、反射型で高コントラスト、広視野角により視認性に優れ、書き換え時以外は電気を消費しないという利点がある。
印刷技術により部分的なカラー化も可能で、樹脂フィルム基材を採用することで薄くて軽量、割れにいという特長もある。表示部は幅4×縦10mm~幅50×縦150mmまで、製品は厚み0.4~0.5mm(受注によりカスタム設計)。リモコン表示部や各種インジケーターなど広い用途を見込んでいる。