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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第195回

スピーカーを置けないトイレでLED電球から音楽を流す技

2015年06月03日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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 5月末にソニーからLED電球型のBluetoothスピーカーが発売された。ミュージックコンポが置けるような場所では出番はないが、狭いスペース、例えば玄関やトイレといった場所で活躍しそう。そこで、早速実機を借りて試してみることに。今回は、LED電球型Bluetoothスピーカー「LSPX-100E26J」(ソニー)を活用する技を紹介しよう。

LED電球型Bluetoothスピーカーで、玄関でお客様を音楽で迎えることができる

LED電球から音楽を再生できる

 LED電球にBluetoothスピーカーを組み込んだ「LSPX-100E26J」(ソニー)が5月23日に発売された。照明機器にスピーカーが組み込まれた製品はいくつか登場しているのだが、「LSPX-100E26J」のデザインを見て興味を惹かれた。やっぱりソニーデザインはカッコいい。ただ、リビングや仕事部屋には音楽を再生するデバイスが置いてあるので、置き換えるほどでもないかな、と思っていた。しかし、キッチンやトイレなど、音楽が聴けない場所ではiPhoneから再生していたのだが、ここで聴くことができるのでは? ということで試してみることに。

ソニーのLED電球スピーカー「LSPX-100E26J」。価格は2万3500円前後

 「LSPX-100E26J」はオシャレなLED電球で、スピーカーとは思えないデザイン。先端部にφ40のスピーカーが配置されているが、ソニー独自の「光学レンズグローブ」技術により、スピーカーの影が出にくくなっている。LEDの明るさは360ルーメンで電球色の広配光タイプ。普通のW26口金なので、今使っている電球を差し替えるだけで利用できる。サイズは直径61㎜×高さ116㎜、重量は205g。消費電力は9Wで、LEDが7W+スピーカーが2Wという内訳だ。

 電源は電球と同じくソケットから取るので、配線は必要なし。音楽はBluetooth接続で通信する。電球をソケットに装着すれば、照明も普通に点く。初回接続時はBluetoothの接続が必要になるが、一般的なデバイスの操作と同じなので手間はかからない。

パッケージはコンパクトな段ボール製

LED電球スピーカーとリモコンなどが同梱されている

サイズは普通の電球に近い感じ。直径は40mmで、重量は205gとややずっしり

ソケットに装着する

設定を開く。画面はiPhone 6

「Bluetooth」を開き、デバイス欄に表示されるスピーカーをタップする

接続された

音楽プレーヤーアプリなどで再生すると、スピーカーから音楽が流れる

次ページでは、「付属コントローラや無料アプリで操作できる

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