「MacBook」が久しぶりにお目見えしたと思ったら、アップル史上最薄最軽量というインパクト。もともとはMacBook Proの下位モデル、廉価版という位置づけだったが、新MacBookは一味違う。ごりごりに尖がった、最先端のモバイルノートになっている。今回は、新MacBookの魅力と、Windows 10を起動させる方法を紹介しよう。
これぞモバイルノートという尖がりぶりが最高
4年ぶりにMacBookがお目見えした。MacBook Airはお手ごろ価格のエントリーモデルという位置づけになり、本気のモバイルノートとしてはMacBookを押し出すようだ。筆者も発売日に新MacBookの1.1GHz、256GB SSDモデルを借用できたので、2週間使い倒してみた。カラーは手持ちのiPhoneと色を合わせるのがキホン、ゴールドをチョイスした。
新MacBookはアップル史上最薄、最軽量となる。サイズは幅28.05×奥行き19.65×高さ0.35~1.31cm、重量は920gとMacBook Airよりもコンパクト。手で持つと、その薄さと軽さが実感できる。このサイズはすごい。Windows PCでは初めてではないが、Macで実現したのは驚き。その代わり、インターフェースをばっさり削っている。イヤホン/マイク端子以外には、USB-C端子ひとつのみ。映像出力だけでなく通常のUSB端子も備えていない。しかもこのUSB-C端子が充電端子も兼ねるという徹底ぶり。せっかく使いやすかったMagsafeを廃止したのは残念。これでケーブルをひっかけて端末ごと机から落とすという事故の心配もぶりかえした。もちろん、薄さのために犠牲になったのかもしれないが、残念なところだ。
ディスプレーは12型で、Retina対応。解像度は2304×1440ドットで、視野角は178度。やっぱりRetinaディスプレーは美しい。Retina iPadを初めて見た時のような印象だ。閉じた状態で電源ケーブルを指すと、iPhoneやiPadのようにポンと音がするのも心憎い演出と言える。
(次ページでは、「初見の人は驚くこと請け合いの感圧式トラックパッド」)
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