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超高速SSD+大画面+高性能グラフィックスの三拍子揃ったハイスペックノート

限界超える爆速マシン! 超高速PCIe x4のSSD搭載「m-Book W」を試す

文●山口優、編集● 鈴木誠史/ASCII.jp

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 「m-Book W」は本体が大柄なこともあって、すべてに余裕のあるつくりになっている。たとえば、キーボードはモバイルノートでは省かれることの多いテンキーを搭載しており、キーピッチも実測で19mm前後確保されている。光学式ドライブもスロットインではなくトレイ式のものが内蔵されている。ちなみに、今回試した最上位モデル「MB-W810X-SH」はBlu-ray Discドライブを搭載している。

フルサイズのアイソレーション キーボード。テンキーも搭載している

Blu-ray Discドライブ内蔵。大画面ディスプレーならBlu-rayの高画質を存分に楽しめるはずだ

 17.3型というサイズを考えると、本機は机の上に据え置いて使うことがほとんどだろう。そのため、バッテリー駆動時間は公称4時間と短め。念のためバッテリーベンチマークソフト「BBench」を使って計測してみたところ、電源プランで「省電力」を選び、画面の明るさを最小にした場合は4時間47分の駆動が可能だった。これなら、自室からリビングに持ち出してちょっとした作業をしたり、会議の際に会場に持ち込んでメモを取ったりする際に、電源アダプターを一緒に持ち歩かなくても問題なさそうだ。

電源アダプターはそれなりに大きめ。大画面高性能ということを考えると、バッテリー駆動時間は十分ではないだろうか

 ここまで見てきたように、「MB-W810X-SH」は、超高速SSD+17.3型の大画面+高性能グラフィックスという三拍子揃ったハイスペックノートだ。写真編集や映像編集のように、広い画面が求められ、負荷の高い作業を行う用途には最適な製品だと言える。また、ゲームや動画コンテンツ鑑賞などのエンタメ目的にもピッタリだ。ちなみに、今回試したモデルの構成だと、マウスコンピューターの直販サイトでは18万3384円で購入できる。性能を考えれば、かなりリーズナブルな価格だ。

 もちろん、ストレージやメモリー容量を欲張らなければ、12万9384円~という、より手頃な値段で「m-Book W」を購入することも可能。映像編集など負荷の高い作業を快適に行なう高性能な全部入りマシンがほしい人に、ぜひ注目してほしい製品である。

マウスコンピューター/G-Tune
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