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CPUが大幅スペックアップ、外部USBデバイスも制御可能に

スイッチサイエンス、最新Arduino「Arduino Zero Pro」発売開始

2015年03月16日 19時21分更新

文● 行正和義/ASCII.jp

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Arduino Zero Pro

 電子部品通販のスイッチサイエンスは3月16日、マイコンボードArduinoの最新モデル「Arduino Zero Pro」の販売を開始した。

 Arduinoは従来8bitマイコンのATmegaシリーズを採用しているが、Arduino Zero Proはコアプロセッサーに32bitのATSAMD21G18Aを採用、メモリーも32KB SRAMを搭載するなど従来の「Arduino UNO」から処理速度や能力が大幅に向上している。

ボード形状、I/O端子レイアウトはArduino UNOとほぼ互換だが、動作電圧は3.3Vなので従来のように5Vを供給すると壊れる可能性がある 

 基本的な機器レイアウトは従来のArduinoシリーズと上位互換だが、USB端子を2つ装備。1つは従来どおりパソコンとシリアル通信を行うが、新たなポートはUSBホストモードに対応するのUSBキーボードなど外部USBデバイスを利用できる。また、Atmelのデバッガー「Embedded Debugger」に対応し、外部ハードウェア無しでデバッグを行うことが可能。

 販売価格は5670円。

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