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マイクロソフト・トゥディ第126回

40周年目前の米MS、21日にWindows 10コンシューマプレビュー版を配布か

2015年01月08日 07時00分更新

文● 大河原克行

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 マイクロソフトにとって、2015年は大きな節目の1年となりそうだ。

 まず、2015年4月には、米マイクロソフトが1975年4月に設立してから40年目を迎え(2016年には日本マイクロソフトが30周年となる)、そして秋には次期OSである「Windows 10」が登場するといった大きな動きがあるからだ。

 では、今年1年はどんなことが起こるのだろうか。2015年のマイクロソフトの動きを俯瞰してみたい。

 2015年の最大の動きは、やはりWindows 10ということになろう。

 現時点では、テクニカルプレビュー版が、ITプロフェッショナル対象に公開されており、デスクトップPCおよびラップトップPCに限定した形でのプレビューが可能となっている。

1月21日(米国時間)には、Windows 10新情報

 米マイクロソフトは、1月21日(米国時間)にはWindows 10に関する新たな情報を発信することを明らかにしており、ここでコンシューマプレビュー版の配布も開始されることになりそうだ。コンシューマプレビュー版では、モバイル領域などに向けた機能のプレビューも可能になり、Windows 10で実現されるPC、タブレット、スマホ、Xbox、IoTといった様々なデバイスに向けて、「ワンユーザーインターフェース」「ワンユニバーサルAPI」「ワンストア」を実現する環境が初めて明らかになりそうだ。

Windows 10はモバイルファーストを実現し、フォンからPC、テレビまでの一貫したエクスペリエンスを提供するとしている

4月29日開催の開発者向けイベント「Build 2015」で
デベロッパープレビュー版が公開か

 さらに、2015年4月29日に開催される開発者向けイベント「Build 2015」においては、デベロッパープレビューが公開される公算が強く、それを経て、2015年後半には、いよいよWindows 10が製品化される予定だ。これまでは、正式発売前にRTMというバージョンを用意していたが、新たなOS環境の中でこの名称が残るのかは不透明だ。

2015年秋、Windows 10正式発売

 2015年後半(7月〜12月)としていた正式発売の時期については、COOのケビン・ターナー氏が「秋」と明言。クリスマス商戦には十分間に合うタイミングでの市場投入になりそうだ。

 米マイクロソフトは、2015年10月に「クラウドOS」に関する方針を発表しているが、マイクロソフトが掲げるもうひとつの「デバイスOS」については、Windows 10のリリースによって、いよいよ現実のものとなる。デバイスOSに注目が集まる1年となりそうだ。

 ところで、Windows 10発売のカウントダウン販売についてだが、Windows 7のときと同様に、Windows 10を搭載したPC新製品の発売を祝うイベント、あるいはODM向けのパッケージ版の発売を祝うカウントダウン販売という形に落ち着きそうだ。

 ひとつ気になるのは、Windows 10の発表にあわせて、いくつかの新たなデバイスを投入するとしている点。これについては、それ以降、なんら言及がないままとなっている。どんなものになるのかが注目される。

7月14日、Windows Server 2003のサポート終了

 Windows関連でもうひとつ注目されるのが、7月14日に迎えるWindows Server 2003のサポート終了である。サポート終了後は、更新とセキュリティプログラムが提供されないことから、脆弱性をついた悪意のあるプログラムなどによって攻撃を受けやすくなる可能性がある。マイクロソフトのほか、業界をあげて新たなOS環境への移行を促しているところだ。

 IDC Japanの調べによると、2014年末のWindows Server 2003を採用したx86サーバーは国内で21万台が稼働しているという。日本マイクロソフトでは、地方都市での稼働比率が高いことから、商工会議所などとの連携によって地方都市における新たなOS環境への移行促進に力を注ぐ考えを示している。

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