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最新パーツ性能チェック ― 第168回

約1万円の日本限定GPU「Radeon R7 250XE」はお買い得か?

2014年10月28日 17時53分更新

文● 藤田 忠

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 “日本限定”という物欲をくすぐるワードを冠しながら、あまり話題に上がってこないのが、約1万円前後で買えるAMDのエントリーGPU「Radeon R7 250XE」だ。

 CPU内蔵GPUにすっかり押され気味のエントリーGPUなので、やむを得ないところでもあるが、日々PCパーツショップを巡って売れ筋などを取材していると、「意外と売れているよ~」という声も。

「Radeon R7 250XE」搭載ビデオカード

 詳しく聞いてみると、「ロープロファイルの1スロットタイプのなかでは、イチバン3D性能が高くて、補助電源も不要だからですね。低価格帯のメーカー製PCやBTO PCに多いブック型スリムタワーのケースを使ったPCに搭載して、ライトゲームを遊べるのが魅力でしょ」とBUY MORE秋葉原本店のビデオカード担当スタッフ上月さんは語る。

 言われてみれば、その通りで、ロープロファイル&1スロットタイプのビデオカードが搭載するGPUは、エントリーのなかでも下位に位置するGPUが多く、ライトゲームでも厳しい性能になっている。そこで今回は、この「Radeon R7 250XE」の性能を軽く試してみることにした。

BUY MORE秋葉原本店で扱っているPowerColor「AXR7 250XE 1GBD5-HLE」。当然ロープロファイル&1スロット仕様で、価格は1万円前後
玄人志向(左)やSapphire(右)からもRadeon R7 250XE搭載ビデオカードは登場済み。ともにロープロファイル&1スロット仕様になっている
PC自作の初期のころからあるブック型スリムタワーケース。会社PCや手軽に組める省スペースPC向けの定番PCケースとなっている

R7 250Xの性能をそのままに、省電力化

 まず「Radeon R7 250XE」の位置づけだが、同じエントリーGPUの「Radeon R7 250X」をベースに省電力化を行ない、250Xで必要だった補助電源を不要にしている。

 最大ブーストクロックはR7 250Xの1000MHzから860MHzに若干ダウンしているが、ストリーミングプロセッサー数(640基)やメモリークロック(4.5GHz相当)、メモリーインターフェース(128bit)などは、R7 250Xとまったく同じになっている。

 ちなみに250Xの下位GPUとなる「Radeon R7 250」も補助電源不要、ロープロファイル&1スロット仕様の製品があるが、250XEと同価格になっている。

GPU-Zの画面。Radeon R7 250XEのCPU-Z。スペックはR7 250Xとほぼ同じに
各ビデオカードの比較表
GPU Radeon R7 250XE Radeon R7 250X Radeon R7 250
製造プロセス 28nm 28nm 28nm
ストリーミング
プロセッサー数
640基 640基 384基
テクスチャーユニット数 40基 40基 24基
コアクロック 非公開 非公開 非公開
最大ブーストクロック 860MHz 1000MHz 1050MHz
メモリータイプ GDDR5 GDDR5 GDDR5/DDR3
メモリークロック 4.5GHz相当 4.5GHz相当 4.5GHz相当/1.8GHz相当
メモリーインターフェース 128bit 128bit 128bit
補助電源 なし 6ピン なし

→次のページに続く (CPU内蔵GPUと性能を比べてみた

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