CPU内蔵GPUと性能を比べてみた
ここからは、「Radeon R7 250XE」の3D性能をベンチマークでチェックしていこう。テストは「3DMark」、「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」、「モンスターハンター フロンティアベンチマーク 絆」で行なっている。
各スコアーはCore i7-4790Kが内蔵する「Intel HD Graphics 4600」と比較する。「Radeon R7 250XE」を搭載することでの性能アップ度を見ていこう。
テスト環境 | |
---|---|
CPU | Intel「Core i7-4790K」(4GHz/TB時4.4GHz、4コア/8スレッド) |
マザーボード | ASRok「Z97 Extreme4」(Intel Z97 Express) |
メモリー | PC3-12800 8GB×2 |
グラフィックス | Intel HD Graphics 4600(Core i7-4790K内蔵) AMD Radeon R7 250XE |
SSD | CFD「CSSD-S6T256NHG5Q」(256GB) |
電源ユニット | Seasonic「SS-750KM」(750W/80PLUS GOLD) |
OS | Windows8.1 Pro(64ビット) |
なお、今回AMDから借り受けたサンプルは、ロープロファイルではあるのだが、なぜか2スロットタイプのデュアルファン仕様だった。GPUクロックやメモリー容量などに差はないが、デュアルファン仕様のため消費電力は1スロット、シングルファン仕様の製品よりも少しアップしている可能性もある。
各テストは以下の条件で計測を行なっている。
テスト環境 | |
---|---|
3DMark | プリセット「Ice Storm Extreme」、「Sky Diver」、「Fire Strike」の3つを実行し、「Graphics Score」をまとめた。なお、Ice StormがExtremeなのは各テストの解像度を1920×1080ドットに合わせるためだ。 |
ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編 | 描画設定は「標準品質」と「最高品質」、解像度は1920×1080ドットと1280×720ドットで実施。 |
モンスターハンター フロンティアベンチマーク 絆 | 解像度1920×1080ドットと1280×720ドットで実施。 |
→次のページに続く (まだまだ続くベンチマーク! 消費電力は?)
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