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アスキー・ジャンク部リターンズ 第70回

アスキー・ジャンク部、まさかの出張編

カスペルスキーには「エナジードリンク部」があった

2014年10月26日 12時00分更新

文● アスキー・ジャンク部リターンズ

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ロシアのエナジードリンク事情

こちらは、日本でもおなじみの「burn」のロシア版。やはりロシア語が書いてあると、ものすごくそれっぽい感じである

――皆さんはロシアに行かれることが多いと聞きましたが、どこでエナジードリンクを買うのでしょう。

吉谷 コンビニとかでも売ってますけど、俗にいうスーパーで買うことが多いですね。エナドリコーナーの棚がちゃんとありますよ。ロシアは250mlか、500mlの缶で売られていることが多いんです。

――500mlは海外でも見かけますが、いかにも海外のサイズって感じです。日本だと、ドン・キホーテなどで売っている「BLACKOUT」ぐらいしかないんじゃないかな。

吉谷 ビンとかプラのボトルタイプも結構ありますね。最近のロシアでは、ケミカルというよりかは、「ナチュラルなテイスト」みたいな売り出し方をしているものをよく見ます。

保科 自然な原料を使いました……的なことなんですかね。そういうのは大抵、エナドリというよりはジュースみたいな味がしますけど、どこまで自然なのかはわからないですね。

「Pure」だったり、「Nature」だったり、ロシアではこういうイメージのエナドリが流行らしい。あくまでイメージだと思うが

――値段はどれぐらいなんでしょうか。

小松 海外だとメジャーなブランドものは高いですね。日本でRed Bullが高いのと同じ感覚といえばいいのかな。ビールの2倍ぐらいだったりしますから。

保科 というか、海外はビールが安いんですよね。それと比べるとちょっと高い。

――いろいろ飲み比べられているようですが、海外でエナドリを買うにあたって、何か基準などはあったりしますか?

吉谷 いやもう、初めて見るのは数本買って、スーツケースに入れて持ち帰りますね。ビンだと「割れないように」って丁寧にくるんだりして。

保科 基準と言っても、開けるまで何もわからないですから、とりあえず買う。飲むまで、炭酸があるかどうかさえわからないし……。税関で開けられたら恥ずかしいですねえ。

――飲まれたものの中で、印象に残ったものはありますか?

小松 印象的なものとはちょっと違うんですけど、この「effect」はドイツ生まれですが、日本でこそ見ないものの、ロシアでは広まっているようですね。中東でもよく見ます。

ドイツ生まれの「effect」。ロシアでもメジャーな存在のようだ

「KVAS」(クワス)。エナドリというよりは、ロシアの伝統的な飲料とのこと

岡田さんイチオシの「GORILLA」。うーん、いかにも強力そうだ

 「burn」とか、日本でもよく見るものも売っていますよ。あとは変化球なんですけど、ロシアといえば、「クワス」とか。

――く、くわす?

 東欧の、伝統的な微炭酸の微アルコール性飲料なんです。ライ麦と麦芽を発酵させて作るんですけど、ボトルで売られているのもあって。バリエーションとして、リンゴとレーズンを入れたりもするんです。

岡田 チェリー味とかもあって、すごくおいしいんですよ。あと、私がロシア土産でもらったものだと、「GORILLA」もおいしかったな。目がカッと開いて、心臓がドキドキする感じでした。

――それは大丈夫なんですかね……?


(次ページでは、「カスペルスキーの皆さんとエナジードリンクを飲んでみた!」)

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