ロシアのエナジードリンク事情
――皆さんはロシアに行かれることが多いと聞きましたが、どこでエナジードリンクを買うのでしょう。
吉谷 コンビニとかでも売ってますけど、俗にいうスーパーで買うことが多いですね。エナドリコーナーの棚がちゃんとありますよ。ロシアは250mlか、500mlの缶で売られていることが多いんです。
――500mlは海外でも見かけますが、いかにも海外のサイズって感じです。日本だと、ドン・キホーテなどで売っている「BLACKOUT」ぐらいしかないんじゃないかな。
吉谷 ビンとかプラのボトルタイプも結構ありますね。最近のロシアでは、ケミカルというよりかは、「ナチュラルなテイスト」みたいな売り出し方をしているものをよく見ます。
保科 自然な原料を使いました……的なことなんですかね。そういうのは大抵、エナドリというよりはジュースみたいな味がしますけど、どこまで自然なのかはわからないですね。
――値段はどれぐらいなんでしょうか。
小松 海外だとメジャーなブランドものは高いですね。日本でRed Bullが高いのと同じ感覚といえばいいのかな。ビールの2倍ぐらいだったりしますから。
保科 というか、海外はビールが安いんですよね。それと比べるとちょっと高い。
――いろいろ飲み比べられているようですが、海外でエナドリを買うにあたって、何か基準などはあったりしますか?
吉谷 いやもう、初めて見るのは数本買って、スーツケースに入れて持ち帰りますね。ビンだと「割れないように」って丁寧にくるんだりして。
保科 基準と言っても、開けるまで何もわからないですから、とりあえず買う。飲むまで、炭酸があるかどうかさえわからないし……。税関で開けられたら恥ずかしいですねえ。
――飲まれたものの中で、印象に残ったものはありますか?
小松 印象的なものとはちょっと違うんですけど、この「effect」はドイツ生まれですが、日本でこそ見ないものの、ロシアでは広まっているようですね。中東でもよく見ます。
林 「burn」とか、日本でもよく見るものも売っていますよ。あとは変化球なんですけど、ロシアといえば、「クワス」とか。
――く、くわす?
林 東欧の、伝統的な微炭酸の微アルコール性飲料なんです。ライ麦と麦芽を発酵させて作るんですけど、ボトルで売られているのもあって。バリエーションとして、リンゴとレーズンを入れたりもするんです。
岡田 チェリー味とかもあって、すごくおいしいんですよ。あと、私がロシア土産でもらったものだと、「GORILLA」もおいしかったな。目がカッと開いて、心臓がドキドキする感じでした。
――それは大丈夫なんですかね……?
(次ページでは、「カスペルスキーの皆さんとエナジードリンクを飲んでみた!」)
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