「新型iPad」&「5K iMac」の詳細記事まとめ 第12回
有識者が「iPad Air 2」/「iPad mini 3」発表についてコメント
「iPad Air 2で気になるのはディスプレーの発色」――林佑樹氏
2014年10月21日 11時00分更新

日本時間10月17日に発表された「iPad Air 2」/「iPad mini 3」。今回の発表に関して、ASCII.jpにアップル製品のレビューを寄稿されることも多い、ライターの林佑樹氏にコメントをいただいたのでご紹介する。林氏は、ディスプレーの発色など、実機を見て確認したいポイントもあると語る。
ディスプレーが作業に耐える性能であれば、iPad Air 2を購入する
そのうち買います。Appleストアに向かう前にソニーストア銀座に寄ったら、iPad Air 2の購入資金でSonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Zを手にしているレベルで、ガジェットとしては魅力的には見えないから。日用品として見ると、堅実なアップデートなので欲しい度は高くなるけど、とりあえず薄くするくらいなら、防水性能を持たせてほしかった。もし防水機能が付与されていたら、即買いしてプールに向かってたハズ。
というのが、カタログスペックを見た印象で、実機で気になるのはディスプレーの発色。その年のiPhoneと同じ発色傾向になることが多いから、iPhone 6シリーズ同様にキレイなんだろうけど、スペックシートに「フルsRGB規格」の表記がない。何気にAcrobat Readerはカラープロファイルの読み込みに対応していて、CMYKのデータがきてもsRGBに置き換えて表示してくれる(たぶんPsでいうと知覚的変換をしている)。いまこの作業はiPhone 6 Plusで済ませているが、さすがに画面が小さいのでiPad Air 2のディスプレーが作業に耐える性能であれば、年内に購入していると思う。そのときは簡易フォトストレージとしても使用するので、128GBになるんじゃあないかしら。
林佑樹
フリーランスの編集・ライター・フォトグラファー。ASCII.jpでiOS製品の記事を書いたり、痛化したりしている。Appleの発表会で期待しているのは、ここのところハードウェアではなく、Siriさんの声優変更機能だとか口調のカスタム機能だとかだったり。

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