「iMac Retina 5Kディスプレイモデル」(以下、5K iMac)が編集部にやって来た!
10月17日、アップルが薄さ6.1mmの9.7型タブレット「iPad Air 2」をはじめとする新製品を発表した。iPad Air 2は十分魅力的だが、Macユーザーにとっては解像度5120×2880ドット対応の27型5K iMacも見逃せないはずというわけで、アップルさんに試用機を貸し出してもらったのだ。
ちなみに、iMacシリーズが届くとまず驚いてしまうのが、製品を収めた外箱の大きさ。5K iMac自体のサイズが幅650×高さ516×奥行き203mmなので、当然といえば当然のサイズなのだが、実物を目にするとやはりインパクトがある。とりわけ5K iMacの場合は、サイズの大きさとRetinaディスプレイの美しさのインパクトが合わさって、満足感が高い製品となっている。
5K iMacそのものの基本的なデザインは従来のiMacを踏襲しており、エッジ部分5mmという印象的な薄さもそのままだ。IPS液晶 Retinaディスプレイは、23層からなる1.4mm厚のディスプレイパネルを実現しており、帯域幅最大40Gbpsの表示タイミング用タイミングコントローラ(TCON)、酸化物ベースのTFT、各ピクセルに情報を伝える有機パッシベーションなどを組み合わせている。
「最適(Retina)」解像度は2500×1440(5120×2880)
「スペースを拡大」では3200×1800(6400×3600)
5K iMacは、Retinaディスプレイ搭載MacBook Proシリーズ同様大きな解像度を縮小して表示することで、文字や画像の美しさを実現している。このため実際にユーザーが目にするのは、標準の状態では「文字を拡大」の疑似解像度1600×900ピクセル(3200×1800)、「最適(Retina)」の2500×1440ピクセル(5120×2880)、「スペースを拡大」の3200×1800(6400×3600)の3種類だ。

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