すっかりサムスン電子の代表モデルとなった「GALAXY Note」シリーズ。今年は国内では「GALAXY Note 4」ではなく、そのプレミアムモデルにあたる「GALAXY Note Edge」がドコモとauからリリースされる。GALAXY Note 3ユーザーの視点から、タッチ&トライ会場などで体感したGALAXY Note Edgeの魅力についてチェックしていく。
やっぱり注目は側面のディスプレー
新しい使い方が盛り込まれている
GALAXY Note Edgeの一番の注目点は、やはり右側面が曲面ガラスで覆われた「エッジスクリーン」。メインのディスプレーは5.4型WQHD(1440×2560ドット)で、エッジスクリーンで0.2型(160ドット)ぶんがプラスされている。
ただ曲がっている、ただ側面にもディスプレーがあるというワケではないのが、GALAXY Note Edgeのアピールポイントだ。ホームUI表示時はアプリのショートカット、カメラアプリ起動時はシャッターボタンが表示されるように、これまでのAndroidスマホにはなかった機能をエッジスクリーンでは提供する。
さらにアプリ利用時に着信があった場合にはエッジスクリーンにそのことが通知されるほか、左右にフリックすると、回転ドアのように機能が切り替えられる。どの機能を使うか、ユーザーがカスタマイズすることも可能だ。エッジスクリーンならではという要素がしっかり追加されているので、デザインで選んだ人でも+αの便利さを体感できるだろう。
ただ一方で、持ちにくいんじゃないか、壊しやすいんじゃないかと感じる人もいるかもしれない。GALAXY Note 3のユーザーである筆者の場合、当然大きさの問題は無し。エッジスクリーンも左手の指先に引っ掛かるような感じでホールド感は高かった(出っ張りがやや気になったが)。ただし、右手で持つのは正直微妙かもしれない。
また、純正のフリップカバーであれば、カバーをつけたままでもエッジスクリーンの確認や操作が可能である。純正以外のアクセサリーがどの程度登場するかわからないが、やはりエッジスクリーンを前提にしたカバーを選びたい。
そのほかにもSペンの書き心地の向上はすぐに体感できるほか、マルチタスク/マルチウィンドウについてもかなり実用的になっており、ウィンドウのサイズや位置はペンでも操作できる。
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