このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

プリンストンのデジギア道 第29回

用途に応じて選べるプリンストン製品からチョイス

ゲーム用途最強はどれだ! タッチペン3製品を試した

2014年09月25日 11時00分更新

文● 花茂未来

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

好みに応じて選べる人気の3本

 さて、ゲームの話ばかりだったので少しだけアプリやOSそのものの操作についても触れておこう。まずメモアプリで、あまり何も考えず、そして練習もしないで「あいうえお」と文字を走り書き気味に書いてみた。

走り書き気味に「あいうえお」と書いたところ。

 上からPSA-TP6、PSA-TP5、PIP-TP2、人差し指の順に使用している。元々ボクの字は綺麗ではないが、シャープペンやボールペンにいちばん近い形の文字を書けたのはPSA-TP6で、「い」や「う」、「お」のカーブを思い通り書けた。

 PSA-TP5で「う」や「え」の一部が欠落しているのは、単純にボクの普段の筆圧が低いからで、普段からシャープペンでも2Bなどを使っているため。筆圧が高めの人なら、ペン先が柔らかいPIP-TP2よりしっかりした感触を得られるPSA-TP5のほうが好みだろう。

 PIP-TP2については、筆圧の低いボクでも快適に文字を書けたが、若干「い」や「お」の形が崩れることが多かった。ただ、PIP-TP2はソフトなペン先で反応感度も良いので、ソフトウェアキーボードのタイピング操作や、小さいアイコンをクリックする必要のあるブラウザゲーム「城姫コレクション」はやりやすかった。

 指で文字を書いた場合は、見たどおりあまり綺麗とは言えず、むしろ書きにくかった。

 曲がるペン先のおかげで自然な持ち方でタッチ操作を行えるPSA-TP6は、ボールペンの先で指すような感覚で、狙ったところをピンポイントにタッチできることが文字の書きやすさ、ゲームプレイの快適性に繋がっている。また、円盤状のペン先や滑りの良さ、タッチの反応の良さから、iPhoneのフリック入力もサクサク行える。

PSA-TP6のペン先の角度はフレキシブルに変わるが、力を加えない限りはその場で固定される仕組み。

 以上、3製品を使ってみたが、ゲームでも活躍するタッチペンを求めるならPSA-TP6、筆圧が高めの人はPSA-TP5、コストパフォーマンスを求めるならPIP-TP2といったように、それぞれのニーズに合わせて選べるのがプリンストンのタッチペンシリーズのいいところ。そしてもし、パズドラやモンストをプレイする人なら、滑りの良さ、正確性、タッチ感度の高さからPSA-TP6をオススメしたい。

■関連サイト

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン