オシレーターでいろんな音の高さを出す
お父さんやお母さんでも、テレビでもなんでもいいけど、話をしている人の声を、目をつむって聞いてみよう。
一音一音、音の高さがちがっていないかい? 同じ高さの音で、ずーっと話している人は、あんまりいないと思うんだ。出身地にもよるけど、たとえば、
「あした↑は↓、はれ↑る↓でしょ↑う↓」
こんな感じで、ひとつひとつの音で、高さをかえて話すよね。
こういう、音の高さのへんかを作っておこう。ここではオシレーターの前にマイクロシーケンサーを使うよ。
ここでシーケンサーにしたのは、さつえい上のつごうだけ。同じようにキーボードをつないで、手でそうさしたほうが、それっぽくなるかもね。
そして、フィルターの「cutoff」を動かしてみると、ちょっと人がしゃべっているように聞こえないかい?
ランダムでフィルターを動かす
人は話をするとき、同じ口の形をしたまま、ずーっとしゃべる人って、あまりいないよね? だいたいパクパク動かすよね。
この口のパクパクするようすをまねするために、「ランダム」でフィルターを開けたりしめたりしてみるよ。
まずマイクロシーケンサーの「torigger out」をランダムにつないで、ランダムをフィルターの「freq in」に入れる。これで、でたらめにフィルターが開いたりしまったりするんだ。オレンジ色の配線には、「split」を使ったよ。
どう、ちょっと、それっぽくなってない?
(次ページでは、「エンベロープで音の高さをつける」)