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高橋暁子の「意外と知らない!? 業界ランキング」 第18回

日本はLINE関連アプリが圧倒的

国内人気アプリ早わかり! LINEとゲームの天下は続く!?

2014年07月28日 09時00分更新

文● 高橋暁子

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Android版2014年度ランキングはLINE&ゲーム優勢

 AndroidのアプリランキングはGoogleから特に発表されていない(Google発表の2012年11月から2013年10月に登場したアプリを対象とした「ベストアプリ2013年」のみ)。

 参考までに、開発者の検索キーワードによるSEO対策サイトSensor Towerで日本のアプリランキングを見てみよう。ただし、こちらは執筆現在のランキングだ。無料ランキングは以下の通り。

無料アプリランキング(国内)
順位 アプリ名
1位 LINE:ディズニーツムツム
2位 LINE
3位 Yahoo!JAPAN
4位 [爽快ロボRPG]ノブナガ・ザ・フール 戦乱のレガリア
5位 無料で音楽聴き放題!!MusicTubee for YouTube
6位 モンスターストライク
7位 LINEワニワニパニック
8位 Twitter
9位 サマナーズウォー:Sky Arena
10位 Facebook
11位 LINEPLAYラインプレイ アバターコミュニティ
12位 パズル&ドラゴンズ
13位 マクドナルド公式アプリ
14位 ドラゴンジェネシス-聖戦の絆-【リアルタイムギルドバトル】
15位 SHOW BY ROCK!![爽快音ゲー ショウバイロック]
16位 ようかい体操第一 パズルだニャン
17位 青春姫スクールプリンセス
18位 LINEcamera
19位 クラッシュ・オブ・クラン(Clash of Clans)
20位 Forest Mania:森マニア

(Sensor Tower調べ)


 利用端末と計測時が異なるが、あえて比較するなら、5つランクインしているLINE系が相変わらず強い。ただしLINE系ゲームが定番化するのではなく、LINEブランドで次々と新しいゲームが生まれては消えている印象だ。定番以外は、新しくランクインしたものはほとんどゲームアプリだ。

 さて、有料アプリランキングも見てみよう。

有料アプリランキング(国内)
順位 アプリ名
1位 Minecraft-Pocket Edition
2位 CR牙狼FINAL
3位 ATOK(日本語入力システム)
4位 Poweramp Full Version Unlocker
5位 アナザーゴッドハーデス-奪われたZEUSver.-
6位 Raziko拡張
7位 ドラゴンクエストIV導かれし者たち
8位 THE RHYTHM OF FIGHTERS
9位 パチスロモンスターハンター月下雷鳴
10位 slotバジリスク-甲賀忍法手帖~絆
11位 ドラゴンクエストVIII空と海と大地と呪われし姫君
12位 Akinator the Genie
13位 Nova Launcher Prime
14位 緑ドンVIVA2
15位 モダンコンバット4
16位 SuperGNES
17位 ゲーム発展国++
18位 スマホ最適化Plus
19位 CamScanner完全版(License)
20位 テラリア(日本語版)

(Sensor Tower調べ)


 わずかな定番を残し、ほとんどが完全に入れ替わっている。とうとう有料アプリランキングも、ゲームタイトルばかりが並ぶようになっている。

 最後に、売上ランキングは以下の通りだ。

アプリ売上ランキング(国内)
順位 アプリ名
1位 パズル&ドラゴンズ
2位 モンスターストライク
3位 LINE:ディズニーツムツム
4位 LINE
5位 クラッシュ・オブ・クラン(Clash of Clans)
6位 戦国炎舞-KIZNA-【リアルタイムバトル】
7位 ブレイブフロンティア【無料本格RPG-ブレフロ】
8位 剣と魔法のログレス いにしえの女神◆人気本格オンラインRPG
9位 LINEポコパン
10位 SDガンダムジージェネレーションフロンティア
11位 ぷよぷよ!!クエスト
12位 ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル
13位 ドラゴンクエストモンスターズスーパーライト
14位 キャンディークラッシュ
15位 ONE PIECE トレジャークルーズ
16位 プロ野球PRIDE
17位 ドラゴンポーカー
18位 LINEレンジャー
19位 クイズRPG魔法使いと黒猫のウィズ
20位 メルクストーリア-癒術士と鈴のしらべ-

(Sensor Tower調べ)


 やはりLINE以外はすべてゲームアプリ。相変わらずのパズドラ・LINE関連アプリの強さが目を惹く。定番化したアプリの他、キャラクター自体に人気がついているアプリのランクインも目立つ。2位に飛び込んできたモンスターストライクなど、ここから定番化するアプリは出るのだろうか。

 前述の通り、アプリの人気カテゴリはコミュニケーション、娯楽、情報だが、そのうちコミュニケーションカテゴリはLINE、Twitter、Facebookなどの無料通話・SNSアプリが上位を占めている。

 一方、娯楽カテゴリではゲームが圧倒的シェアを占め、収益性も高い。爆発的人気を得たり、定番化した場合の強さは圧倒的だ。一か八かならゲーム系アプリ、固くシェアを獲りにいくなら情報系アプリが狙い目と言えるかもしれない。

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