ソニーから、4K液晶テレビ「BRAVIA」3モデル8機種が発表された。5月24日以降、順次発売となる。
最大85V型モデルも! 直下型バックライト採用の「KD-X9500B」
画質最上位機種となる「KD-X9500B」は、直下型バックライトとエリアコントロールを組み合わせた「X-Tended Dynamic Range PRO」を採用。暗い部分はバックライトをオフにし、明るい部分は電力を3倍にすることで、高コントラストの映像を実現する。
本機は磁性流体スピーカーユニットを採用しており、ソニーおススメのパラメーターで最適な音質に調整する「ClearAudio+」も搭載。サラウンド感を向上させている。
画面UIも刷新され、コンテンツ検索機能の使い勝手が向上。本体にカメラを搭載しており、Skypeのビデオ通話がテレビを表示しながら行なえる。レスポンスも高速になり、電源も約1.1秒でオンにできるなど、改善されている。
このほか、アクティブシャッター方式の3D表示に対応している。
ラインナップは85V型(予想実売価格216万円前後)と65V型(同86万5000円前後)の2機種で、発売日は85V型が7月26日、65V型が5月24日となる。
スピーカー配置を見直した音質重視モデル
「KD-X9200B」
音質重視モデルの「KD-X9200B」もエリアコントロール技術の「X-Tended Dynamic Range PRO」を採用するが、こちらはエッジ型LEDバックライトとなり、明るい部分の電力は2倍となる。
従来モデルの「KD-X9200A」は左右の大型スピーカーが特徴的だったが。X9200Bではその構成を変更。従来は背面にサブウーファーを搭載していたが、新機種は前面に配置し、低音が聞き取りやすくなっている。
また、スピーカーの素材にグラスファイバーを採用することで応答速度が向上。クリアな音質を実現した。このほか「ClearAudio+」も搭載。新しい画面UIも採用するほか、アクティブシャッター式の3D表示に対応する。
ラインナップは65V型(予想実売価格70万円前後)と55V型(同48万5000円前後)の2機種で、発売日はともに5月24日となる。
40型台の4Kテレビも登場「KD-XB8500B」
「KD-XB8500B」は、70V型から49V型までの4ラインナップを揃える普及価格帯モデル。狭額縁ベゼルを採用することで、65V型では従来モデルに比べて約3cmの横幅削減を果たした。
本機も本体上部にカメラを搭載し、新しいUIを採用。3D表示は、70V型のみアクティブシャッター式で、それ以外はパッシブ型となる。
ラインナップは70V型(予想実売価格70万円前後)、65V型(同60万円前後)、55V型(同39万円前)、49V型(35万円前後)で、発売日は70V型のみ6月28日、そのほかは6月14日となる。
オプションで外付けワイヤレスサブウーファーも用意
このほか、テレビの重低音を強化するワイヤレスサブウーファー「SWF-BR100」(予想実売価格3万2500円前後)も5月24日に発売される。