iOS端末との相性は抜群、でもNASがあればもっと楽しめるかも?
ボーズ「SoundTouch」から見るネットワーク・オーディオのよさと期待
2014年03月30日 12時00分更新
流行らないと思っていたネットワーク・オーディオだけど、実際に使ってみたら便利だった。や、どうもすみませんでした!
というのが今回のお話です。先日ボーズはネットワーク・オーディオ対応の「SoundTouch Wi-Fi music system」シリーズを発表しました。そのうちもっとも小さい「Bose SoundTouch Portable Wi-Fi music system(以下、SoundTouch Portable)」をお借りすることができたので、その使用感のご報告です。内蔵バッテリーで動作するシリーズ唯一の機種ということで、今主流のポータブルBluetoothスピーカーに近いところにある製品です。
Wi-FiでAirPlayに対応するという点では同社「SoundLink Air」の発展版のようにも見えますし、「SoundLink Bluetooth speaker III」の上位機種とも取れます。ただ、お値段は税別価格で4万4000円。ちょっと高いかな? とも思いますが、その分だけ確実に利便性は増しております。
主な仕様 | |||
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製品名 | SoundLink Air | SoundLink Bluetooth speaker III | SoundTouch Portable |
サイズ | 幅307×奥行き103×高さ172mm | 幅256×奥行き48×高さ132mm | 幅249×奥行き64×高さ148mm |
重量 | 2.1kg | 1.37kg | 約1.5 kg |
バッテリー内蔵 | × | ○ | ○ |
無線接続 | IEEE802.11b/g(AirPlay) | Bluetooth | IEEE 802.11b/g(AirPlay) |
直販価格(税別) | 3万5000円 | 3万円 | 4万4000円 |
利用にあたって無償提供される専用アプリ「SoundTouch Controller」が必要となりますが、Windows、Mac OS X、Android、iOSと幅広く対応。私はMac OS XとiOSの環境で試しましたが、結論から言いますと、iPad、iPhoneといったiOS端末で音楽を聴くのであれば、現状最適解に近いシステムと感じました。その理由は後述するとして、まずネットワーク・オーディオとは何か、Bluetoothとの違いは何なのかを、ざっとおさらいしましょう。
