AirPlay対応、同時再生も可能
ボーズ、Wi-Fi経由で音楽再生できる「SoundTouch Wi-Fi music system」発表
2014年02月25日 19時07分更新
ボーズは2月25日、Wi-Fiを通してスマートフォンやタブレットから音楽再生できる新オーディオシステム「SoundTouch Wi-Fi music system(以下、SoundTouch)」シリーズを発表した。発売は3月14日で、「Bose SoundTouch 30 Wi-Fi music system」が7万7700円、「Bose SoundTouch 20 Wi-Fi music system」と「Bose SoundTouch Portable Wi-Fi music system」はそれぞれ4万6200円。
SoundTouchシリーズはIEEE 802.11b/gの無線LAN規格を搭載し、家庭などでPCやタブレット、スマホなどに収められている音楽をネットワーク経由で再生できる。また本体のみでインターネットラジオの再生も可能。AirPlayにも対応しており、対応するiOSデバイスや、iTunes 10.2.2以降をインストールしたWindows/Macであれば、AirPlay対応スピーカーとして使用できる。
筺体にはボタンひとつでお気に入りの曲を再生する6つのプリセットボタンを用意。それぞれのボタンにネットラジオ局、iTunesなどに保存されている曲などが登録可能で、電源を入れ、プリセットボタンを押せばすぐに音楽が再生される。
SoundTouchシリーズ発表に合わせ、PCなどから再生する曲の選択や筺体のプリセットボタンに登録する無料アプリ「SoundTouch app」もリリースする。アプリはiOS、Android、Mac OS、Windowsに対応しており、それぞれのデバイスに保存されている曲を一元で管理が可能。
シリーズそれぞれの特徴
Bose SoundTouch 30 Wi-Fi music systemはシリーズの中で最も大きなサイズのサウンドシステム。家の中で最も大きな部屋に設置することを目的として設計したという。ボーズ独自の低音再生技術「ウェーブガイド・スピーカー・テクノロジー」と4kgのウーファーを搭載。正面には2つのドライバーを配置し、クリアな中高域を再現する。サイズは幅435×奥行き181×高さ247mmで、重さは9kg。
Bose SoundTouch 20 Wi-Fi music systemはコンパクトなボディーでありながら、8畳ほどの部屋であれば十分なパフォーマンスを発揮するモデル。新開発の2つのドライバーが中高域をクリアに再現する。また、新設計のポートデザインを採用し、パワフルな低音が楽しめるという。サイズは幅315×奥行き104×高さ188mmで、重さは3.2kg。
Bose SoundTouch Portable Wi-Fi music systemは家の中で持ち運ぶことを想定した小型モデル。充電式のリチウムイオンバッテリーを搭載している。SoundLinkシリーズ同様、2基のパッシブラジエーターを背中合わせに配置する「デュアル・オポージング・パッシブラジエーター」を採用し、豊かな低音を再現するという。サイズは幅249×奥行き64×高さ148mmで、重さは1.5kg。
SoundTouchシリーズは複数台の連携に対応している。例えばBose SoundTouch 30 Wi-Fi music systemとBose SoundTouch 20 Wi-Fi music systemで別の曲を再生したり、あるいは同じ曲を一斉に再生、ということも可能。再生の制御はアプリでとなる。なお、Wi-Fi経由で同時に接続できるのは3台まで。ただ、有線LANで接続すれば3台以上の接続も可能だ。
また、今回の発表に合わせ、下記の製品も発表されている。
