高機能カメラアプリ「Camera Awesome」を搭載
収納できる専用スタイラスが便利。高性能7型タブレット「HP Slate7 Extreme」
2014年03月11日 11時00分更新
コンパクトカメラをしのぐような高機能カメラアプリ
カメラ機能が充実していることも、「HP Slate7 Extreme」
の魅力だ。前面にVGA解像度のWebカメラ、背面に約500万画素カメラを搭載している。カメラセンサー自体は他のタブレットと比べても突出しているわけではないが、標準搭載されているカメラアプリ「Camera Awesome」が高機能なのだ。HDR撮影機能や追尾オートフォーカス機能、スローモーション動画撮影機能(ハイスピード撮影)などを備えるほか、水準器表示機能も便利だ。さらに、インターバル撮影機能や連続撮影機能、パノラマ撮影機能なども搭載しているので、さまざまな場面で活躍できる。露出ポイントと合焦ポイントを別々に指定できるのもユニークだ。機能的には、コンパクトデジカメを上回っているといえるだろう。
Tegra 4に最適化されたゲームがスゴイ
「HP Slate7 Extreme」
に搭載されているTegra 4は、72コアのGPUコアを内蔵しており、高い3D描画性能を誇る。TegraZoneゲームと呼ばれるポータルアプリから、Tegraシリーズに最適化されたゲームをダウンロードすることで、Tegra 4ならではの美しい映像でゲームを楽しむことができる。例えば、FPSゲームの「Dead Trigger 2」では、自動的にグラフィックが「超高」に設定されるが、他のCPUを搭載したタブレットでは、超高という選択肢が出てこない。Tegra 4の性能をフルに活かすゲームなら、最新携帯ゲーム機と同等以上のクオリティでプレイを楽しめるのだ。
HP独自アプリも魅力
さらに、HP独自アプリとして、ファイル管理アプリ「HP File Manager」や外出先からインターネット経由で家庭内のプリンタに印刷できる「HP ePrint」などもプリインストールされている。「HP ePrint」は、HP製プリンタとの組み合わせで利用するアプリで、プリンタにメールアドレスを割り当て、そのアドレス宛にファイルを送るだけで、印刷が可能になるというものだ。
7型Androidタブレットの決定版
現在、7型クラスのAndroidタブレットは、各社から新製品が続々登場しており、激戦区となっている。Tegra 4を搭載した「HP Slate7 Extreme」は、その中でもトップクラスの性能と機能を誇り、7型Androidタブレットとしての完成度は非常に高い。電車での移動が多い日本人にとって、片手で気軽に持てる7型タブレットは、使い勝手のよいフォームファクターである。
「HP Slate7 Extreme」は、スタイラスや高音質ステレオスピーカー、高画質液晶などを備えており、特にエンターテイメント機能が充実している。もちろん、素早くメモが可能なスタイラスはビジネスシーンでも役立つ場面が多い。仕事からプライベートまで、さまざまな用途に対応できるタブレットが欲しいという人に最適な製品といえるだろう。

