ポンピングして熱湯を注いでカフェポッドを置いてフタしてプシュー
Handpressoの設計はフランス、生産は中国。国内でもずいぶん前から売られていたわけですが、今まで「こんなのでホントにエスプレッソできんのか?」と斜め目線を送っておりました。キッチン周りの輸入品はテキトーなものをテキトーなところが扱っているケースが……という先入観もあり。でも箱を開けてみると、しっかりした作りの製品で驚き。しかもちゃんと編集された日本語のマニュアルが付いていて、インポーターも仕事しています。
コーヒーは、E.S.E.(Easy Serving Espresso)規格44mmのカフェポッドを使用。エスプレッソ用に細かく挽いたコーヒーの粉が入っているカートリッジのようなもので、これを使うとコーヒーの粉を詰め込んで固める"タンピング"という作業がいりません。ただ、暇なときにはそれもやってみようということで、私は自分でコーヒーの粉も詰められるハイブリッドタイプを買いました。
本体はまるで自転車の携帯用インフレーターのような形をしていまして、実際にポンプと同じ構造です。手でポンピングして16気圧まで空気を詰め込み、熱湯をタンクに注いで、カフェポッドを乗せて蓋を閉め、圧縮された空気をリリースすると、熱湯がコーヒーの粉を通り、プシューッとコーヒーの抽出液が出てくる。