驚異的なのは軽さだけじゃない。「LaVie Z」検証 第1回
タッチにも対応
13.3型Ultrabookはここまで軽量化した。わずか964gの「LaVie Z」
2014年02月20日 11時00分更新
液晶ディスプレーは精細でタッチ操作も快適
「LaVie Z」の液晶ディスプレーのサイズは13.3型で、解像度は1920×1080ドットのフルHD表示対応だ。液晶パネルとタッチパネルを直接貼り合わせる「ダイレクトボンディング」方式を採用することで本体の厚みを抑えつつ、乱反射の少ない引き締まった色合いを実現している。全体的に発色も良好で、かつ精細な映像だ。個人的にはやや青みがかっている印象も受けたが、気になるレベルではないだろう。
液晶パネルの表面は光沢のあるグレア仕上げだ。光の映り込みは多少あるものの、視野角の広いIPSパネルを採用しているので、角度を変えれば気にならない。ただし横から見るとほんのわずかに色が沈んでいるようにも見えた。もっともクラムシェル型ノートを横から眺めることは少ないため、特に問題はないはずだ。
タッチ操作を試してみたところ、指と認識点とのズレもなく細かい部分でも思い通りに操作することができた。他メーカー製の静電方式のタッチペンを使ってみても、問題なく手書き入力できる。液晶ディスプレーとタッチパネルの間に空気があると光の屈折によって微妙なズレが生じることもあるが、「LaVie Z」が採用するダイレクトボンディング方式では屈折による視差が生じにくいため、タッチ操作を快適に行なうことが可能だ。
(次ページ、「軽いタッチで軽快に入力できるキーボード」に続く)
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