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驚異的なのは軽さだけじゃない。「LaVie Z」検証 第1回

タッチにも対応

13.3型Ultrabookはここまで軽量化した。わずか964gの「LaVie Z」

2014年02月20日 11時00分更新

文● 高橋量

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13.3型タッチ対応機としては驚くほど軽量なボディ

 「LaVie Z」最大の特徴は、なんと言っても重量わずか964gの軽量ボディだ。まず13.3型でありながら1kgを切るノートはなかなかない。同じ「LaVie Z」の「LZ750/NSB」は13.3型で約795gと169gほど軽いが、こちらはタッチ非対応タイプ。タッチ対応機は構造上の理由によりタッチ非対応機よりも重くなってしまうため、「LZ750/NSB」よりも少々重くなってしまうのは仕方がない。だが13.3型でタッチ対応モデルとして考えると、「LaVie Z」の重量は驚異的な軽さだと言える。

重量はわずか964g。手でつまんで持ち上げられるほど軽い

 接地面積は約幅319×奥行き217mmで、A4サイズ(幅297×奥行き210mm)よりもふた回りほど大きい。天板にはマグネシウム合金が利用され、光沢を抑えた梨地加工風の処理が施されている。底面の素材はマグネシウム合金よりも軽量な「マグネシウム・リチウム合金」利用。「LaVie Z」軽量化の大きな要因となっている。

天板には軽量で強度の高いマグネシウム合金を利用している

底面の素材にはより軽量な「マグネシウム・リチウム合金」を使用

 個人的に気になったのは、底面部を覆うボトムケースを指で強く押すとたわみが生じる点。ケースの厚さはわずか0.4mmで、薄さを感じさせる作りだ。しかしボディ全体に力を加えても歪むことはなく、全体的な堅牢性は確保されているように感じる。

 「LaVie Z」の高さは最薄部で14.9mm、最厚部で15.9mmと標準的な厚さだが、軽量ボディのインパクトが強いため、実際に手にするとカタログ値よりも薄い印象を受ける。13.3型でフットプリントが大きいため、相対的に薄く見えるのかもしれない。好みにもよるが、厚さが気になることはあまりないだろう。

最厚部で15.9mmのボディ。端を持っても歪まないことからわかるように、ある程度の高さが確保されているのでボディの強度も増している。

本体前面部には状態識別用のLEDが配置されている

背面部にはインターフェース類はない

右側面にはヘッドホン端子とUSB 3.0端子×2、HDMI端子、電源コネクターを用意

左側面にはSD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロットが配置されている



NEC Direct(NECダイレクト)


 (次ページ、「液晶ディスプレーは精細でタッチ操作も快適」に続く)

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