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CP+2014に合わせて春のデジカメ最新機種を最速チェック!! 第2回

キヤノン or ニコン!? デジイチ新製品を比較する!

2014年02月12日 14時00分更新

文● 周防克弥

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フラッグシップモデルがブラッシュアップ!
キヤノン「PowerShot G1 X MarkII」

ちょっと大きめなコンデジという印象。レンズ部分の比率が大きい

ちょっと大きめなコンデジという印象。レンズ部分の比率が大きい

 ここからは、キヤノンが同時発表したコンパクトデジタルカメラのフラッグシップモデル「PowerShot G1 X MarkII」と、新機軸の「PowerShot N100」について詳しく紹介していく。

 まずはPowerShot G1 X MarkII。高級コンデジとして人気のある「G1 X」のリニューアルモデルで、レンズ構成を一新し、画像処理エンジンが最新の「DIGIC6」へ進化した。

背面モニターは3型(約104万画素)。タッチ対応だ

背面モニターは3型(約104万画素)。タッチ対応だ

左は電源オフ時、右は電源オン(望遠側)。ズーム操作はシャッターボタン周りのレバーで行なえる。グリップはすでに大きめだが、より大きくするためのグリップがオプションで用意される

モニターは可変式で、180度回転させることで自分撮りができる

モードダイヤルの動きにあわせて表示が動く。液晶を見たまま撮影モードの変更を確認可能だ

 レンズは光学4倍→5倍となり、35mm版換算で約24mmから120mm相当の撮影が可能。G1Xでは最短撮影距離が20cmまでと不評だったが、G1 X markIIでは5cmまで寄れるようになった。

レンズには2つのリングが搭載されている

レンズには2つのリングが搭載されている

 またレンズの開放F値は広角側のF2.0は変わらないが、望遠側ではF3.9とかなり明るくなっている。絞り羽根も9枚に増えてキレイなボケ味を表現できるようになった。

クリックリングにはシャッタースピードや絞り、ズテップズームなどの機能を割り当てられる

 レンズには2つのリングがあり、先端側が「スムーズリング」、ボディー側が「クリックリング」となっている。スムーズリングはフォーカスリングと同等の動作が可能だが、どちらも設定次第ではシャッタースピードや絞り、露出補正などのコマンドダイヤルと同じような機能を割り当てられる。

外部ストロボ装着用の接点にはEVF用の電子接点も備わっている

外部ストロボ装着用の接点にはEVF用の電子接点も備わっている

 G1XにあったOVFは廃止され、アクセサリーシューに別売の外付けEVFが装着できるようになっている。AFフレーム数は9点から31点に増え、フォーカス位置を的確に合わせることが可能になるなど、かなりブラッシュアップされている。

「クリエイティブフィルター」は極彩色、オールドポスター、ノスタルジック、魚眼風、ジオラマ風、トイカメラ風、背景ぼかし、ソフトフォーカスなどが選べる

一回のシャッターで複数枚のさまざまなフィルターのかかった画像を記録する「クリエイティブショット」も備わっている

モードダイヤルの下にスマートフォンと接続するための「ワンタッチスマホボタン」がある

モードダイヤルの下にスマートフォンと接続するための「ワンタッチスマホボタン」がある

本体側面にはNFCも備わっている

本体側面にはNFCも備わっている

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