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CP+2014に合わせて春のデジカメ最新機種を最速チェック!! 第2回

キヤノン or ニコン!? デジイチ新製品を比較する!

2014年02月12日 14時00分更新

文● 周防克弥

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 前回の特集の中で、ニコンの「D3300」を簡単にご紹介した。入門者向けのデジタル一眼レフだが、2月12日にキヤノンからも競合機種と呼べるデジタル一眼レフ「EOS Kiss X70」が登場。そこで、本記事では両機種の使い勝手を比較してみたいと思う。

 さらに、キヤノンはコンパクトデジタルカメラについても大量の機種を発表した。詳細はニュース記事を参照いただきたいが、その中から注目機種をセレクトし、写真で紹介したいと思う。

 そして、最後に今年これまでリリースされたコンパクトデジタルカメラをまとめたので、2月13日からパシフィコ横浜で開催される「CP+2014」で会場を回る際の参考にしていただきたい。

最新の画像処理エンジンを搭載
エントリーでも機能は満載! ニコン「D3300」

ニコン「D3300」

持った時の質感が結構いいニコン「D3300」

 従来のエントリーモデルである「D3200」から約2年ぶりのモデルチェンジとなったD3300。小型ながらもニコンらしい落ち着いた雰囲気となっている。

 本体カラーはブラックとレッドから選択可能。本体サイズは幅124×奥行き75.5×高さ98mm、重量はバッテリーメディア込みで約460gとなっている。

背面モニターは3型(92万画素)。ボタンが大きめで操作性はいい

背面モニターは3型(92万画素)。ボタンが大きめで操作性はいい

大きめなモードダイヤルにはオート系の機能が充実している

大きめなモードダイヤルにはオート系の機能が充実している

 見た感じはプラスティックだが、新素材の炭素繊維を採用。モノコック構造になっており、手にした感じやシャッターボタンを押したときに感じる高い剛性感はとてもエントリーモデルとは思えない造りのよさを感じる。

バッテリーの交換は下から、メディアは側面から行なう

バッテリーの交換は下から、メディアは側面から行なう

側面インターフェースはリモートレリーズ&外部マイク、映像出力&HDMI出力とで分かれている

側面インターフェースはリモートレリーズ&外部マイク、映像出力&HDMI出力とで分かれている

ペンタ部にはGN12のストロボが内蔵されている

 撮像素子はAPS-Cサイズ――ニコンでいうところの「DX」フォーマットだ。有効画素数は約2416万画素。ローパスフィルターレス仕様のCMOSセンサーを採用し、画像処理エンジンには最新の「EXPEED 4」を採用している。エントリーモデルながらも中身は目一杯最新技術が詰まっている。

電源を入れてもズームレンズを繰り出していないと警告表示が出る

電源を入れてもズームレンズを繰り出していないと警告表示が出る

画像編集メニューから、記録されている画像に対しての補正を行なったり、明るさ調整やエフェクトを付与することができる。またカメラ内部でのRAW現像も可能だ

撮影モードを「GUIDE」に設定すると、どんな風に撮りたいかによって適切な設定が行なわれる。表示に沿って進んでいくだけで好みの設定ができる

 画像処理エンジンの性能が向上したことで、最大記録サイズのままでも秒間5コマ、最大100コマまでの連続撮影が可能(フォーカス設定や撮影モードなどの設定による)。さらに、最高感度もISO 25600まで設定可能になっている。動きの早い被写体を追いかけて連写しても約20秒間、秒間5コマで撮り続けることができるので、決定的瞬間を捉えやすい。

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