CES 2016レポート 第22回
ハイエンド機「D5」と同様の最新AFセンサーや画像処理エンジンを搭載しつつコンパクトに
ニコン、普及型一眼レフデジカメ「D500」発表
2016年01月06日 15時50分更新

ニコン D500
ニコンは1月6日、普及クラスの一眼レフデジカメとしては最上位モデルとなる「ニコン D500」を発表した。3月発売予定。
同時発表された「ニコン D5」と同様の新世代AFセンサーや画像処理エンジンを搭載しつつも撮像素子はニコンDXフォーマット(APS-Cサイズ)を採用することで価格やボディサイズを抑えた普及型モデル。ボディは炭素繊維複合材やマグネシウム合金を利用したモノコックボディを採用し、小型軽量となっている。
撮像素子は23.5×15.7mmの2088万画素CMOSセンサー。常用感度はISO 100~51200で、ISO 1640000相当の増感も可能。4K UHD(3840×2160ドット/30fps)動画の撮影も可能。約10コマ/秒の高速連写は200枚のロスレス圧縮記録も可能。
背面にはタッチ操作/チルト機構装備の3.2型液晶モニターを搭載。Bluetooth LEによるスマホと通信可能なほか、D5同様に無線LANワイヤレストランスミッターも利用可能。記録メディはXQD/SD/SDXCカード。
本体サイズは約147×115×81mm、重量は約850g。ボディ単体に加え、5倍標準ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR」が付属した標準キットも用意される。価格は単体、レンズキットともにオープンプライス。ヨドバシカメラではすでに予約を受け付けており、価格は34万200円。
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