アスキー・ジャンク部リターンズ 第35回
ASCII.jp編集部きっての辛党も「確かに辛い」と認めた味
マジで激辛!! 「明星 すこびる辛麺 激辛口カレーうどん」に悶絶
2014年02月05日 17時07分更新
本当に「激辛」なのか?
そこに白黒を付けてみよう
今日、“激辛”をうたうカップ麺は多い。だが、食べてみて「うわっ、辛い!」と思えるものは、残念ながらそれほど多くはない。大半は「確かに辛口だけど、激辛というには……」といったレベルのもので、辛党の人にしてみれば「そもそも辛くない」と一蹴したくなるだろう。辛党を唸らせ、非・辛党を悶絶させるような商品は世に出ているのだろうか。それを確かめるのが今回のアスキー・ジャンク部の趣旨だ。
取り上げるのは先月27日に出たばかりの、明星食品「明星 すこびる辛麺 激辛口カレーうどん」。唐辛子の辛さを表す単位であるスコビル値をブランドネームに取り入れ、究極の激辛味覚を訴求するというカップ麺シリーズ「すこびる辛麺」の新商品である。
公式によると、ポークだしにスパイシーなカレーを合わせ、ハバネロと一味唐辛子で突き抜けた辛さに仕上げたカレー味のスープに、オニオンとローストガーリックを効かせた特製の「カレーオイル」を別添。刺激的な辛さになっているという。そんなわけで、さっそくジャンク部が挑んでみることに。
食べてみた感想だが……辛っ! 正直に言おう。これはかなり辛い。ピリピリと舌を刺すような刺激は、言うだけのことはある、と思えるほど。ふっくらとして厚みがあるうどんの麺にスープが絡み、辛い。スープ自体も、もちろん辛い。結果、やっぱり辛い。
とはいえ、そんなに辛さに強くない筆者が過剰反応している可能性もある。そこで、編集部一の辛党であるニシマキに味の評価を求めたところ、「しっかりとした辛さを感じます。その点に関しては合格ですね」と太鼓判を押した。やっぱり、辛いのである。
しかし、味に関しては手放しで褒められないのも正直なところ。惜しむらくは、「カレーうどん」とうたっているにも関わらず、いまいちカレーの風味が弱いこと。また、これは特にスープに顕著なのだが、辛さを優先した結果なのか、いささかコクが不足している。そのため、辛さは十分だが、味が薄いとも感じてしまうのだ。
ただ、激辛をウリにする商品がとかく味付けを濃く仕上げ、辛いというよりも塩辛いものにすることが多い中で、シンプルに辛さが際立つ味を作り上げたのは評価されてもいいはず。「しょっぱい」のではなく、ちゃんと「辛い」のだ。その点においては、辛党なら見逃せない一品といえるだろう。
というわけで、今日のジャンク部は明星 すこびる辛麺 激辛口カレーうどんでした。ごちそうさまでした。
この連載の記事
-
第300回
グルメ
マクドナルド「グラコロ」ビーフデミを選びたい! -
第299回
グルメ
松屋「創業ビーフカレー」100円高くなったが“実質値上げ”ではない -
第298回
グルメ
セブン地域限定「麻辣ロール」想像以上に辛くてヤバイ -
第297回
グルメ
松屋「厚切り豚テキ定食」ニンニク×豚でガッツリ度120% -
第296回
グルメ
セブン「肉盛り!甘辛つゆの肉玉蕎麦」498kcalだからセーフセーフ -
第295回
グルメ
松屋「チゲ牛カルビ焼肉膳」が“ONE TEAM”になれない理由 -
第294回
グルメ
ドクターペッパーのエナドリあるの知ってた? -
第293回
グルメ
セブン「蒙古タンメン中本」オイルが変わった! -
第292回
グルメ
東洋神秘! リアルゴールドのエナドリ飲みやすいです! -
第291回
グルメ
アップル(風味の)新製品コカ・コーラから登場 -
第290回
グルメ
松屋「お肉どっさりグルメセット」どう攻略するかはあなた次第 - この連載の一覧へ