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アスキー・ジャンク部リターンズ 第22回

「ミラノ風」で「ドリア味」。謎のイタリアンな刺客の正体は?

「ミラノ風ドリア味」のカップヌードルって何だ!?

2013年10月09日 17時00分更新

文● アスキー・ジャンク部リターンズ

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「カップヌードル チーズミラドリアヌードル ビッグ」。“ミラノ風ドリア味”という表記がインパクト大……で、どんな味なのでしょうか?

 ミラノ風ドリア味の、カップヌードルである。……と言われて、「はあ」と興味なさげに振る舞える若者はそうそういないのではないか。一体なんなんだ、それは? 日清食品が10月7日に発売した、「カップヌードル チーズミラドリアヌードル ビッグ」のことである。

 「ミラノ風ドリア」といえば、イタリアン・ファミリーレストランチェーン「サイゼリヤ」の看板メニューとして知られるが、おそらくそれをイメージした製品なのだと思われる。しかし公式の製品ページを見ると、「若者を中心に人気の"ミラノ風ドリア"をカップヌードルにアレンジ」と、さらっと大胆なことを書いている。ドリアをカップヌードルにアレンジするって、そんなに簡単なことじゃないと思うのだけど。

 そんなわけでいても立ってもいられなくなったアスキー・ジャンク部、さっそく購入し編集部に持参。いそいそとフタを開けてみると、確かにコロコロとしたチーズが入っている。「欧風チーズカレー」などチーズを入れたカップヌードルを出している日清食品にとって、チーズを使った製品はお家芸といったところだろう。

開封すると、チーズがしっかり入っている……ので、お湯を入れると確かにミラノ風ドリアっぽい? 見た目になる

食べるのは「イタリアンといえば僕でしょう!」と意味不明な意気込みを見せていた、ジャンク部・コジマ。しかしよく見ると、シャツの袖が赤・白・青のトリコロールカラーという不徹底ぶりである

 食べてみてまず感じたのは、チーズのとろみと、カップヌードル独特のつるりとした麺との相性の良さだ。味としては、日清食品でいえば「カップヌードル カレー」、あるいは「チリトマトヌードル」から辛味を抜き、そこにチーズを足した感じを想像してもらえれば近いと思う。まろやかなコクが特徴の、欧風カップヌードルといえる。

 ミラノ風ドリアを再現できているかと言われると意見が分かれそうだが、あのミートソースとホワイトソースにチーズが混ざり合った味わいと似た雰囲気が楽しめるという点では、他に類するものはあまりないかもしれない。

 一方で、そのまろやかな味にパンチのなさを感じる人もいるだろう。これはあくまでジャンク部の提案だが、本家(?)サイゼリヤのミラノ風ドリアよろしく、タバスコを数滴“ちょい足し”して味に変化を付けてみるのもオススメの食べ方だ。

 というわけで、今日のジャンク部はカップヌードル チーズミラドリアヌードル ビッグでした。ごちそうさまでした。

ごちそうさまでした

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