またまた激辛カップ麺に挑戦!
前回はカレーうどん、今回は魚介豚骨だ
“激辛”をうたうカップ麺の中に、辛党を唸らせ、非・辛党を悶絶させるような商品は世に出ているのだろうか。前回はその疑問を検証するべく、名前からして強烈な明星食品「明星 すこびる辛麺 激辛口カレーうどん」を試食(関連記事)。「やっぱり辛いじゃん……」と打ちのめされたアスキー・ジャンク部だった。
すると、ASCII.jp編集部から、「辛さなら負けないカップ麺があるらしい」というタレコミが。それこそ、先月27日に発売された寿がきや食品の「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」だ。実はこの商品、毎年発売されている人気商品。今年はコクをアップさせて、豚骨と魚粉の旨みあふれる一杯に仕上げているという。
公式によると、「突き抜ける辛さとワイルドな味わいで辛党ファンの期待に応えます!」とのこと。そんなわけで、さっそくジャンク部が挑んでみることに。
食べてみた感想だが……やっぱり辛い。最初こそ「ん? 思ったよりは……」といった雰囲気だが、油断しないほうがいい。豚骨のまろやかさに包まれてすぐには辛さが舌を刺さないが、麺をすすり、スープを飲むごとに、徐々に刺激がたまっていく感じだ。半分も食べれば、口の中はヒリヒリ、汗はダラダラ。これが「激辛」と呼ぶにふさわしい一品であることがわかるはず。
しかしながら、いまいち辛さに強くないコジマの舌はともかく、辛党もこの味を認めるのだろうか。前回に引き続き、編集部一の辛いもの好きであるニシマキに味の評価を求めた。すると「これは辛いです。しかもウマい。なかなかやりますね」との高評価が。
この辛辛魚らーめんの評価されるべきポイントは、豚骨のコクと魚粉の香りにある。スープがただ辛いだけではなく、確かな旨味が感じられるのだ。そのため、単体で飲むときはもちろん、麺を食べるときも、ちゃんとスープが絡んで味を主張してくる。
前回紹介した「明星 すこびる辛麺 激辛口カレーうどん」が、辛さこそ際立つ味になっていたものの、スープにコクがやや不足しているように思えたのとは正反対だ。豚骨醤油+魚粉ゆえのドロリとしたスープと味の濃さが苦手という人はいるかもしれないが、「辛く、そしてウマい」という点で見れば、高いレベルでまとまっている出来といえるだろう。
というわけで、今日のジャンク部は麺処井の庄監修 辛辛魚らーめんでした。ごちそうさまでした。
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