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アスキー・ジャンク部リターンズ 第36回

豚骨醤油+魚粉のスープが光る! 辛さの中にもウマさあり

またまた激辛!! 「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」で昇天

2014年02月06日 17時14分更新

文● アスキー・ジャンク部リターンズ

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スープの赤さもさることながら、魚粉と唐辛子の後入れ粉末がいかにも辛そうな「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」。その実力やいかに

またまた激辛カップ麺に挑戦!
前回はカレーうどん、今回は魚介豚骨だ

 “激辛”をうたうカップ麺の中に、辛党を唸らせ、非・辛党を悶絶させるような商品は世に出ているのだろうか。前回はその疑問を検証するべく、名前からして強烈な明星食品「明星 すこびる辛麺 激辛口カレーうどん」を試食(関連記事)。「やっぱり辛いじゃん……」と打ちのめされたアスキー・ジャンク部だった。

 すると、ASCII.jp編集部から、「辛さなら負けないカップ麺があるらしい」というタレコミが。それこそ、先月27日に発売された寿がきや食品の「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」だ。実はこの商品、毎年発売されている人気商品。今年はコクをアップさせて、豚骨と魚粉の旨みあふれる一杯に仕上げているという。

こちらがパッケージ。「辛」の文字が2つ並んでいると結構なインパクトである

「※大変辛いラーメンです。辛いものが苦手な方はご注意ください」とのこと。そうこなくては検証しがいがないというものだ(震え声)

 公式によると、「突き抜ける辛さとワイルドな味わいで辛党ファンの期待に応えます!」とのこと。そんなわけで、さっそくジャンク部が挑んでみることに。

食べるのはアスキー・ジャンク部から、前回激辛カレーうどんでぼろぼろになったコジマ。懲りない男だが、喉元過ぎれば辛さを忘れるのである

 食べてみた感想だが……やっぱり辛い。最初こそ「ん? 思ったよりは……」といった雰囲気だが、油断しないほうがいい。豚骨のまろやかさに包まれてすぐには辛さが舌を刺さないが、麺をすすり、スープを飲むごとに、徐々に刺激がたまっていく感じだ。半分も食べれば、口の中はヒリヒリ、汗はダラダラ。これが「激辛」と呼ぶにふさわしい一品であることがわかるはず。

「言うほど辛くない……あっやっぱり辛い!」とぬか喜びしたコジマのリアクションをご覧ください

 しかしながら、いまいち辛さに強くないコジマの舌はともかく、辛党もこの味を認めるのだろうか。前回に引き続き、編集部一の辛いもの好きであるニシマキに味の評価を求めた。すると「これは辛いです。しかもウマい。なかなかやりますね」との高評価が。

もはやすっかり辛いもの担当になった、編集部きっての辛党・ニシマキ

この笑顔である。辛党の名に偽りなし

「最初こそ辛くないかな……と思いましたが、食べ進めていくうちにしっかりと刺激が感じられます。スープにもコクと旨味があって、飲み干したくなりますね。辛さと味のバランスがとれていて、カップ麺としてのクオリティーが高いです」

 この辛辛魚らーめんの評価されるべきポイントは、豚骨のコクと魚粉の香りにある。スープがただ辛いだけではなく、確かな旨味が感じられるのだ。そのため、単体で飲むときはもちろん、麺を食べるときも、ちゃんとスープが絡んで味を主張してくる。

 前回紹介した「明星 すこびる辛麺 激辛口カレーうどん」が、辛さこそ際立つ味になっていたものの、スープにコクがやや不足しているように思えたのとは正反対だ。豚骨醤油+魚粉ゆえのドロリとしたスープと味の濃さが苦手という人はいるかもしれないが、「辛く、そしてウマい」という点で見れば、高いレベルでまとまっている出来といえるだろう。

一方、前回と同じように疲れきった顔のコジマ。実のところジャンク部員のくせに胃腸がそんなに強くないので、辛いものを食べた後〜翌日はテンションが微妙に下がるらしい

 というわけで、今日のジャンク部は麺処井の庄監修 辛辛魚らーめんでした。ごちそうさまでした。

ごちそうさまでした

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