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筆者の目線から1週間の出来事を振り返る 11月3日~11月9日分

ヘリウム充填の6TB HDD、Facebookの分散SQLエンジン公開

2013年11月11日 11時59分更新

文● 杉田正

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【お詫び】本学学生による本学学務情報システムへの不正アクセスについて

(東京外国語大学/11月8日)

「誘導メールを受信した学生のうち、一部学生が偽装サイトにアクセスし、ユーザIDとパスワードを入力しました。不正アクセスを行った学生はこの情報を使って本学の学務情報システムに不正にアクセスしたとみられています。」偽装サイトは容易に構築できるので、ユーザーへの注意喚起も限界がある。二要素/多要素認証を使わないと不正アクセスを防げない時代になってきた。

XP後に控えるServer 2003のサポート終了、「今から移行検討を」とマイクロソフト

(IT Media エンタープライズ/11月8日)

「業務アプリケーションなど重要なシステムが稼働しているサーバOSであるだけに、同社は移行に早期からの準備が必要だとしている。」OSは永遠に使える訳ではない。業務で使っているサーバーの更新には早期から計画を立て対応しなければいけない。

Yahoo! JAPANの「プレハブデータセンタ」用バッテリーサーバを導入

(PR TIMES/11月8日)

「データセンターのあらゆるコストを効率化し、“次世代サービス基盤”の拡大に貢献」。分電盤型やラック型のUPSは、導入コストも保守コストも高額。また「プレハブデータセンター」のような外気導入DCではラック設置温度が高くなり、バッテリ寿命が短くなるので管理が難しい。管理ノウハウを蓄積した企業から、バッテリー内蔵サーバが採用されてゆく。

NTTコム、ヴイエムウェア技術採用

(SankeiBiz/11月8日)

「NTTコムが採用するのは「VMware NSX」。企業のシステムコスト削減を実現できる。」VMwareが提案する仮想ネットワーク技術“NSX”の採用が始まっている。

アバイアのSDN/SDDCはデータセンターの枠を越えていく

(ASCII.jp×TECH/11月8日)

「アバイアが目指すSDN/SDDCの未来とはどのようなものか。」「データセンター内の管理作業を容易にしたり、スケーラビリティを高めたりするだけでなく、アプリケーションごとのポリシー適用やクオリティ(QoS:Quality of Service)の管理統合までをターゲットとしている」。各社ともSDN製品の開発が終わり、各社の考える特長のあるSDN製品が出てきている。

Facebook、分散SQLエンジン「Presto」公開。大規模データをMapReduce/Hiveより10倍効率よく処理する。

(Publickey/11月8日)

「Facebookは、数ペタバイト級の大規模データに対しても、対話的にアドホックな問い合わせを可能にする分散SQLエンジン「Presto」を、オープンソースで公開」。Facebookで使われている大規模なデータベースシステムがオープンソフトになるのは画期的。大規模データベースを構築する事業者も出てくるだろう。

VMware HOL(Hands-On Lab) Online

(vmware BLOGS/11月8日)

VMwareの新製品、技術に関するE-ラーニングが提供されている。

なぜ今、ホームネットワーク?

(IT Pro/11月9日)

「パーソナルL2クラウドとは、家庭とニフティのクラウドとをVPNでつなぎ、その上で様々なサービスを提供できるようにするネットワークプラットフォーム」「スマートフォンやタブレット端末が標準で実装しているL2TP/IPsecによるリモートアクセスで接続する」「サービスアダプターの開発では、「ユーザーには何も設定をさせない」ことにこだわったという。」家庭内ネットワークへ簡単にL2接続できるなど、ユーザーの利便性を考え抜いたアダプタを開発している。

「さくらのクラウド」の舞台裏

(さくらインターネット研究所/11月9日)

「第2ゾーンでは、10年使えるアーキテクチャにしたい」。新しく構築したネットワークが紹介されている。10GbEを主としたシンプルな構成になっている。DDoS対策なども紹介されている。

さくらインターネットが新たに構築したネットワークはこんな感じ

【OpenStack Summit基調講演】中国の導入事例、HPやRed Hatの取り組み、次期OpenStackのコンポーネント紹介など

(クラウドWatch/11月9日)

「中国でのOpenStack採用事例として、まず動画サイトiQIYIのJieke Wu氏が登壇した。」OpenStack Summitのレポートが掲載されている。

アリスタネットワークス、マイクロソフト社 Windows Azureでの採用と、Open Management Infrastructure APIのサポートを発表

(ARISTA/11月9日)

「アリスタネットワークス合同会社(本社:豊島区)は、Arista EOS(Extensible Operating System)ソフトウェアのバージョン4.12により、アリスタネットワークスの全てのプラットフォームにわたってMicrosoft Open Management Infrastructure(OMI)を完全にサポートしたことを発表」マイクロソフトAzureのネットワークには、Arista製品が使われている。

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