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筆者の目線から1週間の出来事を振り返る 11月3日~11月9日分

ヘリウム充填の6TB HDD、Facebookの分散SQLエンジン公開

2013年11月11日 11時59分更新

文● 杉田正

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OS X Mavericksで外付けHDDデータ消失の恐れ

(INTERNET Watch/11月5日)

「11月5日朝の現時点において、原因は究明できていない。加えて、WD社製外付けHDDだけでなく、eSATAまたはThunderbolt周辺機器にも影響している可能性がユーザーから多数報告されている。」“Bootcampのパーティションが逝く”“Thunderboltターゲットディスクモードで問題”とか、さまざまな問題が発生しているようです。OSをアップデートする前にTimeMachineでバックアップを取りましょう。

HPCwire Japan創刊にあたって

(HPCWire.jp/11月4日)

「今ではエクサスケール・コンピューティングを目指した計画も始まっております。この勢いを劣らせることなく日本の研究者、技術者が再び世界に胸を張って活躍できるようにすることが私共の使命であると確信しております。」かつて、PCは先進国だけに普及していたが、低価格化とともに大きな躍進を遂げた。スパコンも同様で、これまでは特殊な使用用途が多かったが、今後は新興国でも購入できる価格に下がってきて普及が進む。

Where the world's top 100,000 websites are hosted (infographic)

(VentureBeat CLOUD/11月4日)

「訪問者の多い世界トップ10万サイトのおよそ半数は、米国内でホストされている」。Hostcabi社の統計に基づくインフォグラフィック。日本からは14位にさくらインターネットがランクインしている。

MongoDBイン・アクション

(O'Reilly Japan/11月5日)

「MongoDBを見つけた時、ぴんと来たのです。データを表現するのにJSONのような構造を使う。」新しいMongoDBの解説本が翻訳、出版されている。

アスク、SQL Serverのパフォーマンスを劇的に高速化させるPCIe SSDキャッシュソリューション「OCZ ZD-XL SQL Accelerator」シリーズを発売開始

(PR Times/11月5日)

「SQL Serverが実稼働する前に、HDD内のデータを分析し、頻繁にアクセスされる可能性の高いデータをHDDからZD-XLのフラッシュSSDの中に移動させます。これらの機能を利用することで、高速なアクセスを実現します。」データベース高速化のためのフラッシュストレージでは「Fusion-io」の独擅場だったが、各社いろいろな手法で対抗してきている。

アスクが発売した「OCZ ZD-XL SQL Accelerator」

スター精密、振動により電気を起こす小型振動発電ユニットを開発

(マイナビニュース/11月5日)

「今回開発した3機種は、「EH12」が人が歩く際の振動、「EH13」はモータなどの機械振動、「EH15」が人が走る際の振動に合わせて設計された製品」。振動の種類に合わせた製品を個別に開発することで性能を向上、実用化された。

竹中工務店、既存建物内に導入できるモジュール型データセンター

(クラウドWacth/11月5日)

「既存建物を利用し、必要な時期に必要な台数のサーバーを設置・増設できるモジュール型データセンター「SEED BLOCK DC」を開発」。ラック型空調機を使い、大型免震架台までサポートしたシンプルで美しい室内用小型モジュールデータセンター。

竹中工務店のモジュール型データセンター「SEED BLOCK DC」の標準モジュール(6ラック×2列、約30平米)

Zabbixで10,000台のサーバーを監視する

(Kodai's Blog/11月6日)

「Zabbix 2.0.9とMySQL 5.1で10,000台、45万アイテム/5分間隔という規模でも監視できることを確認」。「パフォーマンスの測定方法」から始まり監視サーバーの構築、測定確認方法まで説明されている。1万台の監視を1台のサーバーで行えるのは性能が高い。

(→次ページ、VMware NSXアーキテクチャの図解ポスター)

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