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マイクロソフト・トゥディ 第66回

マイクロソフトとオラクルの提携は、始まりにすぎない—Oracle Open World 2013

2013年10月11日 11時00分更新

文● 大河原克行

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Oracle Open World San Francisco 2013

 2013年6月、マイクロソフトとオラクルが、クラウド分野における提携を発表してから、約4ヵ月が経過。この提携に伴う動きが少しずつ表面化してきた。

 両社の発表にあるように、2社の提携は大きく4つの領域に渡っている。

 ひとつ目は、マイクロソフトのWindows AzureおよびWindows Server Hyper-Vにおいて、オラクル製品を稼働させること、ふたつ目には、Windows Server上でオラクルのソフトウェア製品を稼働させている企業は、既存ライセンスを、ライセンスモビリティとしてWindows Azureにおいてもそのまま活用できること、3つ目には、オラクルは、Oracle LinuxをWindows Azureに対して提供すること、そして、4つ目にマイクロソフトがWindows Azure上で、Javaのフルライセンス、フルサポートを提供することである。

マイクロソフトとオラクルの提携内容

 2013年9月に、オラクルがサンフランシスコで開催した「Oracle Open World San Francisco 2013」においては、マイクロソフトのクラウド&エンタープライズ担当コーポレートバイスプレジデントのBrad Anderson氏が基調講演に登壇するという「歴史的」ともいえる講演が行なわれた。6月発表の提携に基づいて、Oracle Database、Oracle WebLogic Server、Javaといったオラクルの技術を、Windows Azureギャラリーから提供することを発表している。

両社による会見で提携の進捗状況を報告

 さらに、Oracle Open World San Francisco 2013の会期中には、両社による会見も設定され、そこで、提携の進捗状況にも触れてみせた。

 会見には、マイクロソフト Windows Azure担当ゼネラルマネージャのSteven Martin氏と、オラクル ビジネス開発部門バイスプレジデントのJavier Cabrerizo氏が登壇。Martin氏は、「2012年からこの提携に向けた話し合いを開始していた」と明かしながら、「オラクルの技術をマイクロソフトのAzure上で動作させることは自然な流れ。オラクルの製品をHyper-Vで走らせることも、顧客が望んでいたことであった」とコメント。Cabrerizo氏も、「オラクルとマイクロソフトには長年のパートナーシップがあり、これをベースにした提携である。JavaやOracle Linux、Oracle DatabaseをWindows AzureやHyper-Vのプラットフォームで走らせることで、顧客の選択肢を増やせる」と語った。

写真左がオラクル ビジネス開発部門バイスプレジデントのJavier Cabrerizo氏、写真右はマイクロソフト Windows Azure担当ゼネラルマネージャのSteven Martin

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