1台で2度おいしい、CD再生機能付きのネットワークプレーヤー
Disc or Files？ PC上でライブラリー化した音楽データを高音質に楽しみたいが、自宅の棚には思い出にあふれたCDもずらりと並んでいる。そんな混在した環境で音楽ライフを送っている読者は少なくないはず。
CD-N500。最上位のNP-S2000に相当するネットワークプレーヤー機能に加え、音楽CDの再生も可能だ
ヤマハの「CD-N500」はそんな悩める音楽ファンの「これから」と「これまで」を橋渡しをしてくれる存在だ。DLNA対応でネットワーク上の様々なデータを再生でき、使いやすいアプリも用意。さらに既存の音楽CDも再生できる。
そのデザインは“現代的”あるいは“都会的”といったフレーズがしっくりとくる。ヘアライン処理を施したアルミ製のフロントパネル。高さを抑えたスリムな本体。Hi-Fi機器に求められる質の高さを十分に感じさせながら、選曲用のつまみなど機器に求められる使いやすさも犠牲にしていない。余分を排除したシンプルなフォルムに好感が持てるネットワークプレーヤーだ。
選曲やメニュー操作に便利なつまみも装備。本体中心でネットワーク機能を使ってもそれほど違和感ない点は立派
ヤマハがHi-Fi機器の設計で培ったノウハウを投入したため、音質も折り紙つき。後述するように、DLNA経由でのファイル再生用とディスク再生用それぞれに最適化した音作りも追究するなど、1台で2度楽しめる。マニアも喜ぶこだわりを盛り込んだ。
