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徹底研究!! 8.1型タブレット「Iconia W3-810」 第2回

「AcerCloud」を組み合わせることで本領を発揮!!

Iconia W3の実力と超連携術を大検証!(中編)

2013年08月17日 12時00分更新

文● 真島 颯一郎

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 最後はAcer Remote Filesだ。その名の通り、AcerCloudに登録してるマシンにリモートアクセスができるサービスで、複数のマシンでお手軽にファイルのやり取りが可能だ。必要なファイルを本製品へダウンロードしてデータの修正などを済ませ、作業が完了したファイルを元のマシンへアップロードするといった作業もスムーズにできる。ストレージの容量が少ないIconia W3にはうってつけの機能だ。

 ユーザーインターフェースはいたってシンプル……というかかなり素っ気ないが、それだけに使用方法は明快だ。microSDカードでのデータのやり取りが可能なIconia W3だが、ちょっとしたデータのやり取りなら、断然コチラのほうが簡単。

Acer Remote FilesでIconia W3から他社製デスクトップ機のファイルを覗く

 なおAcerCloudは、同じIDアカウントで、合計32台の端末まで登録が可能なサービスだが、登録は日本エイサー製のパソコンだけに限定されてはいない。他社製のパソコンも8台まで登録可能となっている。

 つまり、いままでパソコンを利用していた環境に、追加導入ができるというわけだ。新たな機器を導入などもなく、アプリをインストールするだけで環境を構築できるのはうれしいポイントだ。

エイサー製モデルは24台まで、他社製モデルは8台までが登録可能だ

 さて、今回はAcerCloudのサービスをひと通り紹介してきた。とはいえ、Iconia W3は利用できるオンラインサービスはAcerCloudだけに限定されているわけではない。次回は、リモートデスクトップを利用した、本製品の活用方法を紹介していこう。

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