Windows 8を搭載した8型タブレットに注目が集まっている。薄型軽量で、OfficeをはじめとしたWindowsアプリケーションが動作するといったメリットがあるのはもちろんだが、価格の安さも注目の要因となっている。最新機種としてはレノボ・ジャパンの「Miix 2 8」、デルの「Venue 8 Pro」といったモデルが4万円程度の価格レンジで登場。従来高価であったOfficeバンドルでこの価格を実現しているのであるから驚きだ。
そんな中、日本エイサーの「ICONIA W3-810/FP」が1月31日から販売されることになった。ヨドバシ.comでの価格は3万2800円。さらに、10%のポイント還元という特典が付き、実質3万円を切る形だ。またネット直販サイトなどをみると、2万円台の値付けのものも散見される。
今回のICONIA W3-810/FPは8.1型液晶パネル搭載のタブレットで、スペック的には世代の古いAtom Z2760を搭載。重量面でも500gと決して軽量ではない。旧機種の値下げという見方もできるだろう。とはいえ、Office Personal 2013搭載でこの値段というのは少し前のパソコンの価格を考えると驚くべきことだ。Windows 8.x搭載の8型タブは今後タブレット業界の低価格化どんな影響を及ぼすのか。注視すべきかもしれない。
