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徹底研究!! 8.1型タブレット「Iconia W3-810」 第2回

「AcerCloud」を組み合わせることで本領を発揮!!

Iconia W3の実力と超連携術を大検証!(中編)

2013年08月17日 12時00分更新

文● 真島 颯一郎

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4種類のアプリをチェック!

 それでは、各アプリの実際の使い勝手を見ていこう。

 まずは、Acer Photo、Acer Media、Acer Docsの各アプリをチェックしてみよう。これらはそれぞれ、写真・動画&音楽・Officeドキュメントの閲覧に専用化したものとなっている。

 とくに、画像ファイルを扱うアプリAcer Photoは「PicStream」という機能がおもしろい。たとえばIconia W3にもカメラが搭載されているが、それで撮影した画像を、瞬時に同じIDアカウントに登録されている端末へと自動的に送信・バックアップしてくれる。また、撮影した画像を月別のフォルダに格納してくれる自動管理機能「Auto Event」も装備。撮った写真を簡単に検索することもできる。

手持ちのスマホで撮影した画像が、瞬時にアップロードされ、本製品内のAcer Photoに入った

 また、動画や音楽ファイルの閲覧ができるのがAcer Media。アプリ自体が動画・音楽再生のプレイヤーとしての機能を持っていて、メインマシンの中にある動画のストリーミング再生が可能。メインマシンにある動画をIconia W3にデータを移すことなく、クラウド経由でダイレクトに視聴できるのだ。いわゆるストリーミング配信ができるというわけだ。ストレージ容量の少ない本製品だからこそ、重要な意味を持つアプリと言えるだろう。なお、残念ながら録画した地デジ番組は、保護コンテンツということで、見ることができなかった。

Acer Mediaで、メインマシンにある動画ファイルを探し、ストリーミング再生できる

メインマシン(テレパソ)で録画したテレビ番組は、視聴できなかった

 そして、ExcelやPowerPointといったドキュメントファイルをやり取りできるAcer Docs。複数の端末でひとつのドキュメントの作成を進める際などに、これがあると自動同期してくれる。特に、いくつかの目的地を回りながら、こまめにデータを入力したい場合などには、重宝するサービスだ。

Officeドキュメントは、文書(Word)・プレゼンテーション(PowerPoint)・スプレッドシート(Excel)の3種類に自動分類される

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