本連載「Apple Geeks」は、Apple製ハードウェア/ソフトウェア、またこれらの中核をなすOS X/iOSに関する解説を、余すことなくお贈りする連載です(連載目次はこちら)。
UNIX使い向けを始め、Apple関連テクノロジー情報を知りつくしたいユーザーに役立つ情報を提供します。
Officeから直接クラウドへ
Microsoftが提供する「SkyDrive」は、基本的にオンラインストレージとしての機能に着目したクラウドサービスであり、iCloudと比べると“ファイル/フォルダーの概念”がはっきりしている。ファイル/フォルダーの概念を隠ぺいする傾向にあるiOSはともかく、いまだOS Xはファイル/フォルダー単位でなければ情報を扱いにくく、その意味でSkyDriveのほうが好都合な場面はある。
なんといってもMicrosoft製品、特に「Microsoft Office for Mac」との連携はスムーズだ。OS XのExcelやWord、PowerPointで作成した文書は、メニューバーから「ファイル」→「共有」→「SkyDriveに保存...」を実行すれば、Finderやアプリを使わず直接SkyDriveに保存できる。OS X用SkyDriveアプリを常駐させ、OS Xのローカル領域(SkyDriveフォルダー)と同期するのもいいが、テザリング時の利用などトラフィックを最小限に抑えたいユーザーにとっては逐一保存するほうがありがたい。
SkyDriveへ転送された文書は、自分のMacで使うか、iPhone/iPadで使うか、知人と共有(コラボレーション)するかを自由に選択できる。ただし、ファイルブラウザーからアクセスするか、iOSアプリでアクセスするかで利用方法が若干異ってくるため、その部分について説明しておこう。
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SkyDrive | |||
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価格 | 無料 | 作者 | Microsoft |
バージョン | 14.3 | ファイル容量 | 10.7MB |
対応デバイス | 64bit CPU搭載Mac | 対応OS | OS X 10.7(Lion)以降 |
SkyDrive | |||
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価格 | 無料 | 作者 | Microsoft |
バージョン | 3.0.1 | ファイル容量 | 5.0 MB |
対応デバイス | 全機種 | 対応OS | iOS 5.0以降 |
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