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iPadやNexus 7やdtabを超活用する機器連携術 第3回

Retinaで高精細ライブビュー!? デジカメ×タブレットを試す

2013年05月23日 12時00分更新

文● 周防克弥

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別売アダプターにより対応機種が多い! ニコンのデジタル一眼レフ

ニコン「D7100」の実売価格は12万円前後

ニコン「D7100」の実売価格は12万円前後

 ニコンの一眼レフには専用「ワイヤレスモバイルアダプター」が用意されており、これにより多くの機種が無線LANに対応可能だ。

「ワイヤレスモバイルアダプター WU-1a」(実売価格4300円前後)。デジカメのUSB端子に装着する

 今回はAPS-Cセンサー搭載の上位モデル「D7100」と「ワイヤレスモバイルアダプター WU-1a」の組み合わせで試用した。同アダプターはD7100以外にも「D5200」「D3200」と、コンデジである「COOLPIX A」「COOLPIX P520」「COOLPIX P330」に対応している。

 ちなみに、フルサイズセンサー搭載の「D600」や、ミラーレス一眼カメラ「nikon1 V2/J3/S1」についても「ワイヤレスモバイルアダプター WU-1b」を利用することでスマホやタブレットによるワイヤレス撮影が可能だ。

Android版(左)とiOS版(右)の「Wireless Mobile Utility」の画面。操作できるのはシャッターボタンのみ。画面を触るとそこにピントが合うのでピント位置の指定はできる

 スマートフォン、タブレット用アプリとしては「Wireless Mobile Utility」が用意されていて、iOS版Android版ともに無料でダウンロードできる。

 ニコンのアプリも機能は絞られており、基本的にはシャッターを切るだけだ。露出補正や拡大表示ができない点は少し残念だが、画面内のピント箇所の指定はタッチ操作で行なえる。

 またリモート機能だけでなく、カメラ本体に保存されている画像を一覧で確認する機能もあり、撮影後の簡単なチェックなど便利に使える。撮影ごとに転送していると時間がかかってしまうため、後からカメラ内をチェックできるほうが快適に使える。

 なお、D7100の撮像素子は2400万画素で、画像解像度は6000×4000ドットにもなる。ファイルサイズは5MB前後だ。このファイルを転送するのには5~10秒程度の時間がかかり、その間は何も操作はできない。

リモート撮影以外にもカメラ内の画像を見る機能や転送された画像を確認する機能が備わっている

リモート撮影以外にもカメラ内の画像を見る機能や転送された画像を確認する機能が備わっている

カメラに保存されている画像をタブレットから確認して拡大した状態。フルサイズの情報ではないので、拡大すると粗が目立つ

カメラに保存されている画像をタブレットから確認して拡大した状態。フルサイズの情報ではないので、拡大すると粗が目立つ

こちらはタブレットに転送されて保存された画像を確認し、同じように拡大したところ。フルサイズの画像が転送されているので細かいチェックが可能だ

こちらはタブレットに転送されて保存された画像を確認し、同じように拡大したところ。フルサイズの画像が転送されているので細かいチェックが可能だ

 ひとつ気になったのは、Android版だと画像転送を行なった際にファイル名をそのまま引き継げるが、iOS版だとファイル名が自動的にリネームされてしまう点。カメラ内のオリジナルファイルがわからなくなる場合があるので、iOS版を使用する場合は注意が必要だ。

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