このページの本文へ

第1弾としてデータセンター向けスイッチなどを投入

富士通、SDNの概念を取り入れたICTアーキテクチャ

2013年05月10日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 5月8日、富士通はICT基盤全体をネットワークワイドに最適化する新たなアーキテクチャ「FUJITSU Intelligent Networking and Computing Architecture」を発表した。

 FUJITSU Intelligent Networking and Computing Architectureはデータセンター、広域ネットワーク、スマートデバイスという、特性の異なる3つのICT領域を、リソースを仮想化。その仮想化したリソースを「仮想インフラ層」と「分散サービス基盤層」の2つの階層で管理・制御することで、最適なサービスレベルを実現する。これにより、エンドユーザーの体感品質(Quality of Experience)を向上することができるという。SDNの考え方を、ネットワークだけでなくICT基盤全体に拡張しているという。

FUJITSU Intelligent Networking and Computing Architecture(同社サイトより抜粋)

 また、本アーキテクチャに基づく製品の第一弾として、データセンター向けにサーバ・ストレージ・ネットワークリソースの一元管理・制御ソフトウェア「FUJITSU Software ServerView Resource Orchestrator」を機能拡張。また、サーバーのライブマイグレーションやネットワーク仮想化に対応する「コンバージドファブリックスイッチ」、ファイアウォールやロードバランサーを仮想アプライアンス化した「FUJITSU Network IPCOM VXシリーズ」の新規提供を発表した。

コンバージドファブリックスイッチ

FUJITSU Network IPCOM VXシリーズ

■関連サイト

カテゴリートップへ

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード