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T教授の「戦略的衝動買い」第240回

ファンキーなクロノグラフLEGO Watchを衝動買い

2013年04月24日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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カラフルな組み立て式ベルトが特徴のLEGO Watchにクロノグラフモデルが登場
カラフルな組み立て式ベルトが特徴のLEGO Watchにクロノグラフモデルが登場

 正確な現在時刻を知るにはケータイさえあればいい時代に、腕時計の需要がどれだけあるのか憶測することは難しい。腕時計メーカー各社は、どうも二極分化どころか、3つにも4つにも腕時計のセグメントを分けていろいろな腕時計の提案を混沌とした市場にしているようにも思える。

 知人のご子息の進学や就職に際して、両親が腕時計をプレゼントするからどんな時計がいいか聞いたところ、その息子の答えは、なんと「地味な腕時計」という返事だったらしい。「G-SHOCK」とかの答えを期待していた親父は驚いたらしいが、現代のマジョリティはまさにそういうベクトルなのかもしれない。

 バブル経済と高額なグローバル・ブランド信仰時代を通過してきた我々の世代からは想像もつかないが、現代の若者の多くは「地味で目立たない一生使えるリーズナブルな価格の腕時計」に惹かれるのかもしれない。

 某ファッションブランドのバイヤーに聞いた反応もよく似たもので、ジョーク系腕時計や話題になりそうな派手な外観の腕時計の主流は親父マーケットらしい。まさにピンクのクラウン、セイコーのローリング・ストーンズモデル腕時計が象徴している。

LEGO腕時計も国内外でいろいろなデザインのモノが販売されている
LEGO腕時計も国内外でいろいろなデザインのモノが販売されている

 もちろん何にでも例外はあるが、現代の若者の腕時計選びは、地味で真面目で堅実な方向性のようだ。そういう身近なデータを基に言うなら、今回紹介する腕時計は、まったく若者向けではない親父趣味な「LEGO Watch」だ。

 世界中に膨大な市場を抱えるLEGOそのものも“昔の若者の趣味”なのかもしれない。

LEGO Watchにクロノグラフを搭載した「LEGO クロノ」

ご存じの方には見慣れた最近のLEGO Watchのパッケージ 初期の頃のLEGO Watchは「LEGO Watch System」という組み立てを強く意識した商品だった
ご存じの方には見慣れた最近のLEGO Watchのパッケージ初期の頃のLEGO Watchは「LEGO Watch System」という組み立てを強く意識した商品だった

 今までの「LEGO腕時計」と言えば、本体を特徴のあるLEGOカラーの組み合わせで構成し、ベルト部分がキャタピラーのような組み立て式で、ごくありきたりな3針クォーツ腕時計が一般的だった。

 今回紹介する「LEGO Watch」――正式には「LEGO Unisex 3408CRO4 Chronograph」(LEGO クロノ)は、日常生活での要・不要にかかわらず、日本の腕時計ファンが大好きなクロノグラフ機能(ストップウォッチ)を搭載した、過去のLEGO Watchより一回り大きな新しいLEGO Watchだ。

組み立てはいたって簡単だ。カラーコマの組み合わせセンスがものを言う!?
組み立てはいたって簡単だ。カラーコマの組み合わせセンスがものを言う!?
パチンパチンとコマを90度の角度でハメて繋いでゆくとベルトができあがる ベルト同士を止めるフックをベルトの両端に取り付けて完成
パチンパチンとコマを90度の角度でハメて繋いでゆくとベルトができあがるベルト同士を止めるフックをベルトの両端に取り付けて完成

 一般の金属ベルトタイプの腕時計は、ベルトが最長の状況で売られており、余分な不要部分を取り外して調整してゆく。対してLEGO Watchは、パチパチとお好みのカラフルなコマを1つ1つ継ぎ足して長く延ばして調整してゆくタイプだ。ベルトの両端にベルト同士を固定するフックパーツを取り付ければ組み立て完了だ。


「戦略的衝動買い」とは?

 そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。

 それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである(連載目次はこちら)。

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