AQUOS PHONE XXが
サイズ変更で文字入力最速に
続いて文字入力テスト。Gmailの新規作成画面で下記の文章を3回入力、その最速値と平均値を掲載している。
「お世話になっております。ライターの小林です。明日の13時にASCII.jpの件、よろしくお願いいたします。」
片手操作で入力し、予測変換は使わず、全文字を入力する。また3機種ともキーボードのサイズを変更した場合もテストしている。
ARROWS X | AQUOS PHONE Xx | STREAM X | |
---|---|---|---|
入力プログラム | NX!input 5.0+ATOK 1.1.1 | iWnn IME-SH edition | FSKAREN 3.0 |
最速タイム | 1分15秒31/1分4秒81(サイズ変更) | 59秒64/50秒39(サイズ変更) | 57秒57 |
平均タイム | 1分17秒8/1分5秒83(サイズ変更) | 1分4秒9/52秒43(サイズ変更) | 1分13秒38 |
このテストの最速は、キーボードのサイズを変更したAQUOS PHONE Xx。50秒39はこれまでで最も速い。初期設定のままでは最速59秒64。1分を切れば十分早いので優秀だろう。平均値でも3機種中最速だった。
なお初期設定時は左側のキーが遠く、若干指を伸ばしていた。それでも誤入力は少なく、反応がよく、慣れればこのままでもタイムは短くなりそうと感じた。キーボードのサイズ変更は、やや右寄せにして、すべてのキーに無理なく指が届くようにした。これが絶妙で、タイムが明らかに縮まった。
2位はSTREAM X。初期設定の最速値ならAQUOS PHONE Xxよりも早い。日本語入力プログラムであるFSKARENのキーボードはタブ形式で、文字種の切替がスピーディーにできる。FSKARENの操作に筆者が慣れていないこともあり、押し間違いが多くなったときもあるが、慣れてしまえば1分を切る入力がコンスタントにできそうだ。キーのサイズが狭い感じがしたので、キーサイズを大きくしてみたが、これは失敗。逆にタブ部分に指が届きにくくなった。
最後にARROWS Xだが、初期設定では1分10秒台と遅め。前回のサイクルで比較したソフトバンクのARROWS Aと同じキーボードだが、画面や本体サイズの違いが微妙に影響しているのか、今回のARROWS Xのほうがタイムは遅い。実際、左上にある「あ」のキーが遠い。ただしこのキーボードでは文字種の切替が右上にあり、これは指が届きやすい。
キーボードのサイズを小さめにして、全体が指に届くようにすると10秒程度タイムが縮まった。もう少し慣れれば1分を切るかもしれない。手に持っているときも落としそうになる不安定さは無くなった。
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