最後にロック・ホーム画面をチェック
最後にそれぞれのロック、ホーム、ステータスバーをチェックした。
ARROWS Xは初期設定ではホーム画面がドコモのPalette UIで、NX!UI/ランチャーにも切り替えられるが、ロック画面、ステータスバーは同じ。ロック画面からはカメラとボイスレコーダーが起動し、背面の指紋センサーでロックの解除が可能だ。
ステータスバーには8個の通知パネルが2列に並び、設定のアイコンがある。ARROWS Xらしいのは「持っている間ON」(振動を感知し、手に持っているときは画面が点灯し続ける)と音響処理技術の「Dolby Mobile」だ。
AQUOS PHONE Xxは3ラインホーム。ほかにSHホームも用意。どちらもロック画面、ステータスバーは変わらない。ロック画面は「ウェルカムシート」と呼ばれる独自のUIで、天気予報、株価のチェック、さらにメール、電話、カメラへのショートカットがある。この3つの機能は「ウェルカムシート設定」でカスタマイズ可能だ。
ステータスバーの通知パネルは10個の通知パネルが2列に並び、邪魔なときは閉じることができる。ただし10個のパネルには「並べ替え」のパネルがあるので、機能は実質9本。設定のアイコンは右上に別にある。ベールビューのパネルがあるのが独自なところだろう。
STREAM Xはホーム画面とアプリメニューが融合した独自のUIを採用している。ロック画面では通話、カメラ、ブラウザへのショートカットがある。ステータスバーには10個の通知パネルがあり、横一列に並んでいる。設定アイコンも右上に配置。また右端にあるのは「その他」で、ここからさらにバイブ、音量、Pocket WiFi、スクリーンショットのパネルへとつながる。
安定して快適に使える
AQUOS PHONE Xxがリード
今回の比較ではAQUOS PHONE Xxの安定感が抜群だった。大きく抜け出せないテストが続いた中、通信速度で圧勝できたのも大きい。
続くのはSTREAM X。そのサイズ感が操作性にプラスしている印象だ。ますますコストパフォーマンスが良く感じられる。本連載ではイー・モバイル端末は初の通信速度テストとなったが、東京駅のように苦手なエリアもあるが十分な速度が出ていた。
ARROWS Xは今回2機種の後を追う展開。操作性はスペックだけでは決まらないというのが分かる一方で、カスタマイズ次第で可能性を感じる。
次回はカメラテスト。3機種とも見どころがありそうで、面白い結果を期待したい。
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