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「WatchGuard Partner Forum 2013」を都内で開催

ウォッチガードの2013年は無線LANとクラウド型設定に焦点

2013年02月21日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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2月20日、ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン(以下、ウォッチガード)は「WatchGuard Partner Forum 2013」を都内にて開催した。前年度比20%増を実現した実績を元に、2013年は無線LAN対応製品やクラウド型設定サービスなどを積極的に展開していくという。

中小企業だけじゃない!大型案件も増加

 ファイアウォールアプライアンスの始祖ともいえるウォッチガードが、統合型セキュリティアプライアンスであるUTM(Unified Threat Management)の市場に参入し、すでに5年以上の月日が経つ。以降、同社はUTMを超えるという意味を持ち合わせた「XTM」の製品名で、幅広いラインナップのUTMを展開するほか、メッセージングセキュリティ製品や各種セキュリティサービスを拡充している。特に、中小企業向け市場では高いシェアを誇っており、フォーティネットやソニックウォールなどと激しいシェア争いを繰り広げている。

 イベントの冒頭、2012年12月付けでカントリーマネージャに就任した根岸正人氏は、前年度比で20%増を実現した日本市場の成長をアピール。ビジネスの拡大を実現したパートナーに対して謝意を表した。

ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン 社長執行役員 根岸正人氏

 根岸氏は、この背景として、エンタープライズレベルのセキュリティを中堅中小企業でも利用できる点、自治体や教育機関のプロジェクトが増加した点、さらにバーチャルアプライアンスが提供された点などを挙げた。また、すべての機能をオンにしたUTMのパフォーマンスが優れている点、さまざまなベンダーの機能を組み合わせたベストインクラスの技術採用、充実したGUIなど運用管理の容易さなどウォッチガードの優位性も多いという。「アンチウイルスのライセンスがボックス課金なので、クライアントの台数を気にせず、コストダウンを図れた」(根岸氏)といった訴求点により、500台を超える大型案件も獲得できたという。

2012年の概況

2013年はモビリティやクラウド型運用管理に注力

 また、根岸氏が2013年の拡充分野として挙げたのは、「モビリティ」という最新動向に載った無線LANの市場だ。昨今は、スマートフォンやタブレットの利用が拡大する一方で、セキュリティ的に狙われやすいAndroidに対する攻撃が相次いでいる。こうした状況に対し、「XTMに無線LANコントローラーの役割を追加する。他社の高価な無線LANコントローラーは必要なくなる」(根岸氏)とのことで、MDM(Mobile Device Management)を組み合わせたソリューションの展開をパートナーに訴えた。

 もう1つアピールされたのが、運用管理の負荷を低減するサービスだ。日本独自のマネージドサービスである「WatchGuard MSX」やクラウドベースの設定サービス「Rapid Deploy」などは、XTMシリーズの見える化や管理・監視機能、ログ収集などを活用し、ユーザーに運用管理の省力化を提供するという。サービスプロバイダーやSIer商材として有効で、パートナーの保守・運用サービスを組み合わせた日本独自のサービスも次々登場しているという。

クラウドベースの設定サービス「RapidDeploy」

 根岸氏は、こうした無線LAN市場への対応やマネージドサービスを展開しつつ、ミッドレンジ・ハイエンド製品の拡充やバーチャルアプライアンスなどにも注力し、2013年度は前年度比25%の成長率を目指すとアピールした。

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