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シュナイダーエレクトリック、バッテリー寿命を4.5年まで延長したUPS

「Smart-UPS」にカタカナLCD搭載3000VAラックモデル

2013年02月13日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 シュナイダーエレクトリックは2月12日、2700W/3000VAの出力に対応するラックマウント型UPS(無停電電源装置)の新モデル「APC Smart-UPS 3000 RM 2U LCD 100V」を発売した。価格は44万6880円。

3000VAの出力に対応する「APC Smart-UPS 3000 RM 2U LCD 100V」

 Smart-UPSは、充電状態が良好な場合に自動電圧調整器をバイパスして効率を上げ、製品寿命を延ばす「グリーンモード」を搭載。これによって、電源効率が97%まで上昇し、従来製品では2.5年だったバッテリー交換時期を、4.5年まで延ばすことができるという。

 また、ステータス表示用のLEDランプのほかに液晶パネル(LCD)を搭載し、障害情報などをカタカナ表示で確認できる。従来製品はLEDランプのみで、パワーメーターや障害情報はソフトウェアを介さなければ確認できなかった。

 出力コンセントグループ機能も搭載される。メインコンセント以外のコンセントをグループ分けし、グループごとにオン/オフしたり、シャットダウン、リスタートを設定するなど、ソフトウェアを使用しなくてもUPS単体で簡単な電源コントロールができるという。

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