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「StruxureWare Data Center Operation v7.2」

サーバーの電力効率を向上!シュナイダーがDC基盤管理ソフト

2012年09月04日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 9月3日、APCブランドのUPSを展開するシュナイダーエレクトリックはデータセンターインフラストラクチャーマネジメント(DCIM)ソフトウェア「StruxureWare Data Center Operation v7.2」を発表した。

 このソフトウェアを使えば、十分活用されていないサーバーや休眠状態のサーバーを特定して、データセンター内のIT機器の利用効率化が可能に。また、IT機器の電力管理を強化する「Intel Data Center Manager」(DCM)、「Cisco UCS Manager Plug-in」などに対応し、さまざまなシステムとの連携が行なえるようになるという。

 また、StruxureWare Data Center Operation v7.2では、定格の最大消費電力だけでなく、実際のIT機器やサーバーの電力消費情報によってデータセンターのITレイヤーを最適化できるため、必要な電力と冷却の軽減・最適化が行なえる。加えて、電力消費の多いサーバーのレポートを活用し、アップグレードや負荷の分散、さらに仮想化環境への集約促進、あるいは撤去すべきサーバーを見つけ出し、最終的にはサーバーリソースの不規則な配置を最適化してROIの向上に役立てることができるとしている。

 なお、同社では新ブランディングに伴い製品名称の変更を実施しており、「StruxureWare Data Center Expert」は、旧「StruxureWare Central」、および旧「InfraStruxure Central」の新名称となる。また、「StruxureWare Data Center Operation」は、旧「StruxureWare for Data Centers Operations」および旧「InfraStruxure Operations」の新名称だ。

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