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富士見iPhoneクラブ 第105回

iPhoneでメールを書き始めたあとに画像を添付できる?

2013年02月05日 16時00分更新

文● 富士見iPhoneクラブ製作委員会(構成:じまP)

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富士見iPhoneクラブのメンバーが、iPhoneのちょっとした使いこなしテクを毎回紹介していく。iPhone上級者なら「なにを今さら…」と思うかもしれないが、案外知らなかったり、使っていなかったりするネタもあるかもしれないぞ。

 気に入った外食のメニュー、旅行先の美しい風景、はたまた仕事で必要な資料などを送信するために、メールやメッセージなどに画像を添付するというのは、iPhoneに限らず、よく行なわれることだろう。

 iPhoneユーザーの多くは、まず『写真』アプリから画像を選択し、そこからメールやメッセージなどの共有方法を選択することで、画像ファイルをメールで送信することができる。これ自体は簡単で、特に難しいことではない。

『写真』アプリから【メールで送信】を選べば、画像を添付した状態でメールの作成画面になる。しかし問題は、メールの文面を書き始めたあとで「そういえば、あの写真を添付したいな」と思ったときだ!

 ただ問題となるのは、「すでに文章を書き始めたメール」に、あとから画像を添付したいと思ったときだ。ガラケーやAndroidスマートフォンに慣れた人には「えっ?」と思われるかもしれないが、iPhoneではメールを書いて、そのあとに「画像を添付する」……というメニューが見つからない。つまり、一度書き終えたメールに画像を添付したい場合は、一旦文章をコピーし、新たに『写真』アプリから画像を開いて新規メールを作成、そこに先ほどの文章をペーストするという、非常に面倒な手段しかないように思い込んでしまう。

 しかし、実は簡単な方法でこの問題は解決できる。すでに文面を書き始めたメールにから画像を添付したい場合は、一旦『写真』アプリを起動して、添付したい画像を開き、それを長押しする。そして【コピー】をタップする。すると、iPhoneのクリップボードに画像データがコピーされるのだ。あとは先ほどのメールに戻って、文中をタップ→【ペースト】を選んで貼り付ければいいのだ。

『写真』アプリなどで画像を表示中に長押しで【コピー】をタップ。そしてメールやメッセージの編集画面で、任意の場所をタップして【ペースト】をタップすれば、画像を添付できる。もしくは【ペースト】右の矢印から、画像を選んでもいい

 なお、受信したメールに添付されている画像ファイルを長押しすることで、画像を保存するだけでなく、クリップボードにコピーしたり、TwitterやFacebookに投稿することもできる。このあたりの操作をメニューなどではなく長押しで行なうのは、実は誰かに教わらないと意外と気付きにくいかも。合わせて覚えておきたいテクニックだ。

画像が添付されたメールを見ているときに、画像を長押しすることで、保存やコピー、あるいはTwitterに投稿するためのメニューが現れる。知らないとちょっと気付きにくいかも


このテクを使っている覆面:ニッシーさん

 先週に続いて(関連記事)、知っている人にはあまりに当たり前に感じるこのテク。ただし、この手順を知らない場合は「iPhoneはこんなこともできないのか!?」と憤ってしまうかも。そんなiPhone初心者がいたら、決して馬鹿にしたりせずに華麗に教えてあげるのが、立派なiPhone紳士への第一歩だ。

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