au冬モデルは4G LTE対応スマホ9製品　通信速度も速いぞ！ 第16回

【フォトレポ】auの要注目冬モデルをネッチリと触りまくってきた

女性に人気のXperiaシリーズ最新作
Xperia VL

　ドコモ版の「Xperia AX」と同じく、グローバルモデルの「Xperia V」をベースにしたニューモデル。背面が弧を描くアークフォルムや、従来に比べ20％も薄く、タッチの反応もよくなった「オプティコントラストパネル」、新搭載の「プレミアムオート」でよりきれいな画像を撮影できるようになったカメラなど、基本的なスペックやデザインは、ドコモ冬モデル「Xperia AX SO-01E」と同等だ。

　VLの「V」は、ベースとなった海外版「Xperia V」から受け継いだもの。「L」はLTEの「L」である。カラバリが4色なのはAXと共通だが、プロモーションカラーはAXがホワイト、VLはピンク。鮮やかなブルーが印象的だ。

基本的なデザインはベースモデルのXperia Vに準じているので、ドコモのXperia AXとほぼ同じ

カラバリは4色。ブルーのみ色合いがドコモ版と違う

ディスプレーを上にずらし、本体色がチラリと見えるデザインもAXと共通。VLの方が、斜めのシルエットを強調した「アングルカット」でよりシャープな印象を受ける。VLには側面と背面にシルバーラインがあるのが特徴

AXはLTEのみのオン/オフを切り替えることはできないが、VLは「日本CDMA」を選択することで、LTEのみのオン/オフを切り替えられる。バッテリーを節約したい場合などに重宝しそうだ

　「Clear Phase」「ダイナミックノーマライザー」「ClearAudio＋モード」により、いい音で曲を聴けるようになった。「Clear Phase」をオンにして曲を再生すると、スピーカー特有の音割れがしにくくなる。また「ダイナミックノーマライザー」はさまざまな曲の音量を自動でそろえてくれる。「ClearAudio＋モード」はWALKMANに搭載されているのと同等の技術で、音を増幅し、迫力のある音質にしてくれる。

WALKMANアプリがプレインストールされているので、音楽鑑賞にも強いのがXperiaの特徴だ

より大画面でよりきびきび動く

GALAXY S III Progre

　「GALAXY S III」の進化版という位置付けがこの「GALAXY S III Progre」。ディスプレー、カメラ、バッテリーといった基本スペックはドコモ版「GALAXY S III α SC-03E」と同等だ。大きく異なるのは、本体に見られる細かい工夫。例えば、画面周囲のフレームがわずかに出っ張り、画面を下にして置いても画面にキズが付きにくい。

　また、背面下部がわずかに出っ張っており、置いたままでも、背面のスピーカーから音が聞こえやすいなどだ。なお、αはCPUが1.6GHzクアッドコア、OSがAndroid 4.1なのに対し、Progreは1.5GHzデュアルコア、Android 4.0である。

カラバリはオメガブルー、マーブルホワイトの2色。どちらも爽やかな色使いだ

GALAXY IIIシリーズで唯一、ストラップ穴を搭載するのもポイント。また、ワンセグ/おサイフケータイ/Wi-Fiテザリング/緊急速報メールを搭載するが、秋冬モデルで唯一、赤外線と防水は非搭載となる

キーボードの設定で「片手操作」にチェックしておくと、キーボード横の三角形のボタンでキーボードの位置を左右にずらせるようになり、片手で入力がしやすくなった

ロック解除画面を長押しするとカメラを起動できるという、知っていると便利な隠し機能が追加された。下部のアイコンを入れ替えれば、ロック解除画面から最大5個のアプリを呼び出せる

親切機能がさらに進化。画面を見ている間は画面ロックがかからない「スマートステイ」を引き続き搭載するほか、端末を持ち上げると不在着信や新着メールを振動で教えてくれる「スマートアラート」が便利だ

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