グーグルは、7型ディスプレーを搭載するAndroidタブレット「Nexus 7」の日本での販売を開始した。同社のオンラインストアである「Google Play」のほかに、10月2日からはヨドバシカメラやビックカメラなどの大手量販店の店頭でも販売する。
国内で用意されるのは内部ストレージが16GBのモデルで、価格は1万9800円。海外での発表時(アメリカでの発売は7月)は199ドルの価格も話題になったが、これは8GBモデルの価格。16GBモデルは249ドルなので、国内でのサポートを考慮すると、内外価格差はほとんどなくて、お買い得。ネット上で広く噂されているアップルの7型タブレット(iPad mini?)とともに、大きな話題となるだろう。
「Nexus 7」の主要スペックについては、海外での発表時にも紹介しているが(関連記事)、あらためて見ていこう。
まず、前述したようにディスプレーは7型でIPS液晶を採用。視野角が広く、明るい液晶が印象的だ。CPUもクアッドコアのTegra 3で、最大1.3GHz駆動。パワフルなCPUとGPUにより、後述する発表会でもゲーム用途も強くアピールされている。
海外・国内ともに3Gモデルは用意されず、通信は無線LANのみでIEEE802.11b/g/nをサポート。また前面のみに120万画素のインカメラを装備。また、NFCも搭載する。バッテリー容量は4325mAhで、HD動画の再生時は9時間、ウェブブラウジングは10時間としている。OSは最新のAndroid 4.1(Jelly Bean)だ。
「Google Nexus 7」の主なスペック | |
---|---|
メーカー | ASUSTeK |
ディスプレー | 7型IPS液晶 |
画面解像度 | 1280×800ドット |
サイズ | 約198.5×120×10.45mm |
重量 | 340g |
CPU | NVIDIA Tegra 3(クアッドコア) |
OS | Android 4.1 |
バッテリー容量 | 4325mAh |