Google純正の7型タブレット「Nexus 7」の店頭販売が2日からスタート。アキバの各店でも順調な滑り出しをみせている。取り扱いを行なっているのはソフマップ秋葉原本館のほか、エディオン秋葉原本店などの大手量販の各店で、価格はいずれも1万9800円だ。
ハイスペックながら格安価格で販売され話題を呼んだNexus 7がいよいよ日本に本格上陸。先行発売の通販に続き、今週から店頭での販売が始まっている。
国内向けに出荷されるのは内蔵ストレージ16GBのモデル。外部ストレージへの対応や背面カメラを省くなど割り切った仕様ではあるものの、クアッドコアCPU「Tegra 3」や1280×800ドットの高解像度IPS液晶を搭載する一線級の魅力的なスペックをもつ。それでいて249ドルという格安の価格設定も評判となったが、日本国内でもほぼそのままの価格で購入できるようになったのはうれしい。
なお、詳しいスペックなどは国内発表記事や、海外版発売記事を参照していただきたい。
ちなみに取り扱いのある店舗ではどこも初日で売り切れ。取材したソフマップ秋葉原本館によれば初回入荷は予約分で完売し、現在は近日中とされる次回入荷以降の予約を受け付けている。
注目度は他のAndroidタブレットに比べても際立っているようで、取材中にもひっきりなしに問い合わせがきている状況だった。販売スタッフも「問い合わせ内容も在庫確認がほとんどで、スペックなどはまず聞かれない」と語るように、Nexus 7のトピックもすでに周知されているという印象。販売開始前は国内での売れ行きを不安視する向きもあったものの、ことアキバ店頭に関しては順調な船出となっているようだ。